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二次試験 > 外観 > 色調(白)
外観

色調(白)

2020年7月29日 /
色調(白)

Contents

  • 1 色調とは
  • 2 白ワインの色調
    • 2.1 若い=グリーン
    • 2.2 熟成の進んだ=黄金色
  • 3 色調の表現

色調とは

ワインは、白や黄色、ピンクや赤などと多彩な色を呈しており、その美しい色合いで見る人を楽しませてくれます。

そしてひとえに白と言っても、その白色の程度はワインごとによって千差万別です。黄色がかっていたりグリーンのトーンがかかっていたりと、ワインは様々な色調を呈しています。

色調とは、ワインの色合いを漠然と表す指標です。

色調は本来、明度と彩度によって分けられる色の系統を言うのですが、ソムリエ・ワインエキスパートの二次試験の色調の項目では、明度と彩度に加え色相も考慮に入れた色全体の具合のことを指します。

ワインの色調は、そのワインの熟成度合いなど私達に様々なワインの背景を紐解くヒントを与えてくれます。そのため、ワインの色調をきちんと評価するのはテイスティングにおいては重要なことなのです。

白ワインの色調

さて、白ワインの色調は何を物語るのでしょうか。

白ワインの色調は、そのワインの酸化熟成の歴史を物語ります。

一般的に白ワインは、若いときはグリーンがかったレモンイエローの外観を呈し、酸化熟成が進むにつれ黄金色に変化していきます。数十年とかなり長い期間熟成されたワインでは酸化熟成が更に進み、マホガニー色などの褐色を呈すものも出てきます。

白ワインの色調の変化
白ワインの色調の変化

若い=グリーン

若い白ワインは淡いレモンイエローにグリーンのトーンが見えることが多いです。

グリーンのトーンと言われてもあまりぴんとこない方は、麦わら色を想像してください。ワインが淡いわらのような色の場合、グリーンのトーンが見えると表現されます。

この緑色の外観は、じっさいにはっきりと緑色が見えているわけではなく、黄色が薄く相対的に緑色が浮き上がっているように感じるものですので、グリーンのトーン、と控えめさをもって表現されることが多いです。つまり、ワインが透明で色が淡い(=黄色が薄い)場合は常に「グリーンがかった」と表現されます。

この若い白ワインに見られる緑色の由来は、ぶどうの茎や葉に含まれているクロロフィル、およびクロロフィルから誘導された化合物であると考えられています。しかし、白ワインのグリーンのトーンの由来はまだ詳しくはわかっていないそうです。

熟成の進んだ=黄金色

白ワインは、熟成が進むにつれ黄金色へと変化してゆきます。

これは、白ワインに含まれるポリフェノールなどの成分が酸化によって黄金色~褐色を示す化合物に変化していくことが原因です。

この色の変化に伴いグリーンのトーンは目立たなくなってしまいます。そのため一般的に古いヴィンテージの白ワインにはグリーンのトーンは見えません。

また、色調は品種によっても異なってきます。ソーヴィニヨン・ブランやグリューナー・フェルトリーナーからは色の薄いレモンイエロー色の白ワインが作られることが多いです。これについては濃淡の項で詳しく紹介します。

色調の表現

ソムリエ・ワインエキスパート試験において、白ワインの色調を表現する単語として以下が挙げられています。

  • グリーンがかった
  • レモンイエロー
  • イエロー
  • 黄金色がかった
  • 黄金色
  • トパーズ
  • アンバー(琥珀色)

近年のソムリエ・ワインエキスパート試験においては、ほとんどの白ワインにおいて「グリーンがかった」と「レモンイエロー」が模範解答として選ばれています。

これは、ソムリエ・ワインエキスパートの二次試験において、課題となるワインがすべて若いヴィンテージのワインであることを意味しています。試験に黄金色を呈す高級なバックヴィンテージのワインが出されるとは考えづらいですので、この「グリーンがかった」「レモンイエロー」のワインが出題される傾向は続いていくと考えられます。

また、濃い色を呈すワインでは「イエロー」という表現も模範解答として選ばれています。例えば、成熟度の高いシャルドネなどには「イエロー」という表現が使用されているのをよく見かけます。

「トパーズ」や「アンバー(琥珀色)」などは、黄金色よりさらに酸化熟成が進み褐色がかって見える際に使用します。かなり熟成されたワインであったり、酸化による劣化を受けたワインに使用されますが、二次試験においてこのようなワインが出されることはまずありません。

William Fevre Chablis 2018

みなさんおなじみシャブリです。ウィリアム・フェーブルは、シャブリの中でも最高峰の生産者として有名です。

外観は、一般的な白ワインの中では淡めな印象。また、白地に透かしてみると仄かにグリーンのトーンが感じられます。「グリーンがかった」「レモンイエロー」という表現がぴったりな色調で、若々しさを感じさせます。

香りは、ライムや青りんごのフレッシュで若々しさを感じさせる果実のアロマに、焼け石のような深みのあるミネラルを感じます。花の蜜やヨードなどの還元的なキャラクターが、香りを複雑化させます。アタックは優しくボリューミー、しかしキレのある酸が味わいをしっかり引き締め、全体を端正に凛々しくまとめあげています。

【数少ないシャブリ5つ星獲得生産者】 ウィリアム フェーブル シャブリ [ 白ワイン フランス 750ml ]

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自己紹介

Tomo
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 東京大学理学系研究科修士課程を卒業し、現在は経営コンサルティング会社に勤務。学生時代にワインの魅力に引き込まれ、在学中にJSAワインエキスパートを取得。現在はブラインドテイスティングを練習しています。

 教育業界で働いていた経験から、ワインと教育をつなげられたらよいなと思いブログをはじめました。最近は、ぶどうの栽培や醸造、そしてテイスティングの科学や、世界史とワイン史の関わりに興味があります。 More…

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Opus One 2016

ムートン・ロートシルトのフィリップ・ド・ロートシルト男爵とカリフォルニアワインの父ロバート・モンダヴィが作りあげた、カリフォルニアワインの最高傑作。

カレッタ汐留のAuthorityさんでテイスティングしてきました🥰
Twitterのフォロワーならなんとオーパスワンが一杯無料というイベント!!

熟したカシスやブラックベリーのふくよかな果実の香りに、杉やシナモン甘草などの香りが心地よく調和する。香りのファーストインプレッションは太く濃厚、そして嗅ぐたびに自分を包み込んでゆく。目をつぶると、白檀香るどこか厳かな和の空間にいるかのよう。

口に含むと泡沫のようにすぐに溶け込む。溶け込んだかと思えば果実の風味が勢いよく広がってゆく。酸も生き生きと主張し、タンニンはシルキーに果実の風味を包み込む。フィニッシュは、強かさを感じさせる余韻を細くそして強く引き伸ばしてゆく。

パワフルであり、エレガントであり、そして厳かさを感じる一本。


#opusone #オーパスワン #カリフォルニアワイン #californiawines #oakville #ロバートモンダヴィ #robertmondavi #フィリップドロスチャイルド #philippederothschild #カレッタ汐留 #authority #ワイン #ワイン好き #ワイン勉強中 #ワイン好きな人と繋がりたい #ソムリエ #ワインエキスパート #ソムリエ試験 #ワインエキスパート試験 #おうち飲み
本日25歳の誕生日を迎えました!

これからもワインの勉強や美味しいワインの発信がんばっていきますのでどうぞよろしくお願いいたします😌
ブログの方も続けて参りますのでこちらも是非ご覧ください

写真は、本日訪れた都農ワインさんのキャンベルアーリーです
味はもちろんですが、なんといっても青空と自然の緑とキャンベルアーリーの真紅のコントラストが最高に映える🥰


#都農ワイン #都農ワイナリー #キャンベルアーリー #九州ワイン #誕生日ワイン #ワイン #ワイン好き #ワイン勉強中 #ワイン好きな人と繋がりたい #ソムリエ #ワインエキスパート #ソムリエ試験 #ワインエキスパート試験 #おうち飲み 
Chateau Favray Pouilly Fume 2018

フランス、ロワール、プイィ・フュメのソーヴィニヨン・ブランです。
Chateau Favrayは、リュット・レゾネと呼ばれる栽培方法を実践しているシャトーです。リュット・レゾネとは、環境に優しい合理的な栽培を目指す手法で、農薬を使う農法やビオディナミなどの理念主義の農法とも違う、科学に寄り添った新しいぶどう栽培の形態です。

青リンゴの瑞々しい果実の香りに、貝殻や濡れた石、岩塩などを感じさせる冷涼なミネラル感、ヴェルヴェーヌなどヒントが折り重なりる、フレッシュで活き活きした印象。

アタックは心地よく、口に含むときゅっと締め付ける凛とした酸を感じる。果実感は口の中でふわっと広がるが、酸味によりすぐ引き締められキレのよさを感じる。仄かな苦味や清々しいミネラル感が、ドライで深みのある余韻を作り上げる。

自然を感じさせるフレッシュで活き活きとした一本です。


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テイスティングのコツや、香りや味覚の取り方、テイスティングのよくある誤解などを解説しようと思っていますので、ぜひご覧ください😌


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ブログ更新しました🥰

外観、味わいまで終えたので、最後は

「香り」

について解説していきます😌


ワインのテイスティングコメントは直喩で表現されることが一般的です。これは、様々な物質を引き合いに出しワインの香りを組み立てるという意味です。
現代のワインテイスティング文化を見ていると、どうやらこの香りの組み立てかたには暗黙のルールがあるようです。

・ワインの香りはどのように表現したらよいのか
・ワインの香りを覚えるための勉強法は
・ワインからはなぜ色んなものの香りが感じられるのか

などを時間をかけて解説していきます😌

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一次試験通った方、おめでとうございます🎉
二次試験も頑張ってください、応援しています😌

#ワイン #ワイン好き #ワイン勉強中 #ワイン好きな人と繋がりたい #ソムリエ #ワインエキスパート #ソムリエ試験 #ワインエキスパート試験 #二次試験 #二次試験対策 #ソムリエ試験対策 #ワインエキスパート試験対策 #テイスティング #ブラインドテイスティング #香り
Villa Antinori Chianti Classico 2015  イタ Villa Antinori Chianti Classico 2015

イタリア、トスカーナ州のキャンティ・クラシコです。エノテカで購入🥰
アンティノリは14世紀から続くワイナリーであり、ティニャネロやソライアなどのワイン生み出し、サッシカイアと共にスーパータスカンの先駆者として知られています。
スーパータスカンで有名なアンティノリですが、彼らが拠点としているキャンティ・クラシコ地域からはもちろん上質なサンジョベーゼがとれます。

熟したカシスやブラックベリーの香りに、ナツメグやクローブのベーキングスパイス、ローズマリーやローリエのハーブ香、さらになめし革やローストビーフ、ドライトマトや黒オリーブなどの香りが複雑に折り重なる。

なめらかでスムーズな口当たり。しっかりした酸が口奥へ伸びてゆき果実感がそれの後を追うようにきれいに広がる。タンニンは堅牢で、全体的に力強さ、ポテンシャルを感じさせる。奥に残るしっかりとした苦味は全体を引き締め、ドライな余韻を作り上げる。

様々な味覚を楽しめる、ポテンシャルを感じる一本です。


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Paolo Scavino Langhe Nebbiolo 2017

イタリア、ピエモンテ州のネッビオーロです。ランゲは、バローロやバルバレスコなどの地域を内包する広いDOCです。バローロやバルバレスコなどは長期熟成タイプのワインが多いのに対し、コストパフォーマンスのよい若飲みタイプのネッビオーロの生産が盛んです。

ラズベリージャムや干しいちじくなどのドライな果実の香りに、錆鉄やローストビーフなどの渇いた香り、ターメリックなどのエキゾチックスパイス、そしてなめし革やきのこなどの香りが折り重なり複雑な印象。

パワフルで溌剌としたアタックから、ドライフルーツを思わせる果実感が爆発する。強かな酸味、収斂性のあるタンニンが全体をぎゅっと引き締めまとめあげ、芯のあるしっかりとしたストラクチャーを作り上げている。アルコール感、酸味、そしてタンニンが紡ぎ上げる長い余韻は印象的。

複雑でエレガントな一本です。


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ブログ更新しました🥰

これまではワインの味わいについて解説してきましたが、全項目一通り書き終わったので、次は

「ワインの外観」

について解説していきます😌


私たちはワインを常に「見て」います。ワインの外観はそのワインの健全さのみならず特性を分断に反映していますが、テイスティングの際に議論に上がることは少ないです。ワインの外観を正しく分析することは、ワインをテイスティングする上で欠かせません。

・外観はテイスティングにおいてどの程度重要なのか
・外観からワインの何がわかるのか
・外観はどのように表現すればよいのか

などを順々に解説していきます😌


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一次試験もぼちぼち始まりましたね。今年受験する皆さんがんばってください!応援しています!

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Patrice Rion Bourgogne Chardonnay 2017

ブルゴーニュのシャルドネです。エノテカで購入😌
パトリス・リオンは、ニュイ・サン・ジョルジュのなんと2000年に設立された新進気鋭のワイナリーです。
彼らの、クリアでフルーティーで複雑さを兼ね備えているワインは、つねに高い評価を受けており、設立から間もないながらもニュイ・サン・ジョルジュを代表する生産者のうちの一つです。

白桃や青いバナナ、パッションフルーツなどの果実のアロマに、ヨーグルトやバター、カスタードやマジパン、そして石灰やヨードなどの心地よいミネラル感が折り重なる、ニュアンスに富むリッチな香り。

溌剌としたアタックから豊かな果実感が口いっぱいに広がる。酸味はしっかりと存在感を示しながらも優しくまとまっており、厚くコクのあるリッチな果実感とうまく調和をとっている。仄かな塩味と苦味が全体を引き締め、複雑な余韻を形成している。

パフォーマンスがよすぎる一本です。


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Chateau Belle Bergere
Blaye Cotes de Bordeaux

ボルドーの赤ワインです。オールドビンテージ・ドットコムの頒布会のワインです🥰
ブライ・コート・ド・ボルドーは、ボルドーの北側の丘陵地帯のAOCです。ボルドーの中ではマイナーな産地ですが、長期熟成に耐えうるポテンシャルの高いワインが数多く生産されています。

ブルーベリーやカシスなどの果実の香りに、グローブやナツメグなどのベーキングスパイス、そして杉、腐葉土、インクなどの香りが折り重なる深淵な香り。時間とともに発展し、アイスコーヒーやティラミスのようニュアンスも楽しめる。

アルコールのボリューム感を感じるアタック。堅牢なタンニンに支えられ、熱さを伴いながら果実感が弾ける。高いアルコール感を力強いタンニンが支え全体のボリュームの調和をとっており、そのまま長い残暑の余韻を残す。

パワフルだが深みのある一本です。


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