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外観

外観

2020年7月23日 /
外観

Contents

  • 1 外観の重要性
  • 2 私たちは外観からどのくらい情報を得ているのか?
  • 3 外観はなぜあまり着目されないのか
    • 3.1 コメントのテンプレート化
    • 3.2 外観の正しい評価方法がわからない

外観の重要性

私たちが、ワインを提供されてからまずはじめに行うことは何でしょうか。それはほぼ間違いなく、そのワインを"見る"ことです。

意識的か無意識かどうかはさておき、私たちはワインを飲む前にまずそのワインの外観を見ます。私たちはワインの外観を見て、視覚的にそのワインに異常がないかを判断し、異常がないとわかった後に口に含むはずです。

視覚的にワインに異常が見られることはまずないので意識されることは少ないですが、私たちはつねにワインの外観の評価を行っているのです。

外観の評価は軽視されがちですが、テイスティングにおいては重要な項目の一つです。外観はワインの健全さを判断するための材料であると同時に、そのワインの特徴も物語るからです。

ワインの外観を適切に分析することで、そのワインに異常がないかの判断と同時に、そのワインの品質、品種、年齢、保存方法、醸造方法、アルコール度数などの、様々な情報のヒントを読み取ることができます。

テイスティングを行う際に注目すべき外観の項目は以下のとおりです。

  • 清澄度
  • 輝き
  • 色調
  • 濃度
  • 粘性

このようにワインの外観からは様々な情報が得られますが、その中には一般的に広く知られて入るが科学的根拠のないものも多数あります。

このサイトでは、外観からどのような情報が読み取られるのか、それが科学的に正しいのか、などにフォーカスして説明していこうと思います。

私たちは外観からどのくらい情報を得ているのか?

人は、物事の情報の9割を視覚から得ていると言われています。

これはワインのテイスティングにおいても同様で、私達は無意識のうちにワインの外観からかなりの情報を得ています。

ブラックグラスでブラインドテイスティングをしたことがある方はわかると思いますが、ワインの外観がわかった状態でテイスティングするのと、ワインの外観が全くわからない状態でテイスティングするのとでは難易度が大きく異なってきます。

ブラックグラス
ブラックグラス

また、ワインの外観とテイスティングにおける認知バイアスについて面白い実験も行われています。

実験では、白ワインを赤く着色したワインを用意し、複数人にテイスティングしてもらいました。すると、テイスティングをした人の多くは「ラズベリー」や「スパイス」など赤ワインに使う単語で着色された白ワインを表現したのです。まるで赤ワインをテイスティングしているかのように。

赤く着色した白ワインのテイスティングコメント
赤く着色した白ワインのテイスティングコメント

テイスティングを行った人は、まずワインの外観を見ます。外観を見て、ワインが赤色であったことから、このワインは赤ワインだという先入観に囚われてしまい、まるで赤ワインであるかのようなテイスティングコメントをしてしまったのです。

このように、私たちは無意識のうちに外観からかなりの情報を得ており、それがワインの香りや味わいを判断する上で大きく影響することがわかると思います。

外観はなぜあまり着目されないのか

以上のように、ワインのテイスティングにおいて外観の評価はかなり重要であることがわかります。しかし実際のテイスティングにおいてはワインの外観が議論に挙がることは少ないです。これは一体なぜでしょうか。

その理由として以下の二つが挙げられます。

コメントのテンプレート化

ソムリエ・ワインエキスパートの二次試験において外観が軽視されがちな理由の一つに、外観の選択項目がテンプレート化していることが挙げられます。

ソムリエ・ワインエキスパート二次試験において、白ワインの場合過去の模範解答を見る限り、清澄度に「澄んだ」を、輝きに「輝きのある」を、色調に「グリーンがかった」「レモンイエロー」を、濃淡に「淡い」を、粘性に「やや強い」を、外観の印象に「若々しい」を選ぶと、ほとんどの場合全問正解になってしまうのです。

マークシートのことだけを考えるとこのような暗記でよいかもしれませんが、ワインのヴィンテージや産地、品種を当てる際には、きちんとワインの外観を分析してヒントとなる情報を得ることが必須です。

外観を表現するにはどの単語をマークすればよいかという試験的な覚え方ではなく、きちんと外観からどのような情報が得られるか頭に入れておくことは、テイスティング力向上のため重要なことです。

外観の正しい評価方法がわからない

また、外観が軽視されがちな一つの原因として、ワインの外観の特徴が具体的にそのワインのどんな経歴を示すのか正しく教えてくれる人がいない、という点が挙げられます。

ワインの外観は軽視されがちなので、外観による評価は常に主観や経験則、迷信が伴ってきます。その結果、根拠のない様々な経験則が錯綜してしまっています。

しかしワインの外観は、簡単な科学により、私たちに科学的根拠を伴った明快な情報を与えてくれます。ワインの外観の特徴の中にはまだ科学的に解明されていないものもありますが、ワインの外観を科学的に評価するという作業は、ワインを理解する上でとてもよいことです。

このサイトでは、二次試験突破のためのテンプレート的回答方法はもちろんのこと、ワインの外観がそのワインのどのような特性を物語るか、それが品種や産地を推測する上でどのように役立つのかを、科学的根拠を元に紹介していこうと思います。

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自己紹介

Tomo
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 東京大学理学系研究科修士課程を卒業し、現在は経営コンサルティング会社に勤務。学生時代にワインの魅力に引き込まれ、在学中にJSAワインエキスパートを取得。現在はブラインドテイスティングを練習しています。

 教育業界で働いていた経験から、ワインと教育をつなげられたらよいなと思いブログをはじめました。最近は、ぶどうの栽培や醸造、そしてテイスティングの科学や、世界史とワイン史の関わりに興味があります。 More…

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Opus One 2016

ムートン・ロートシルトのフィリップ・ド・ロートシルト男爵とカリフォルニアワインの父ロバート・モンダヴィが作りあげた、カリフォルニアワインの最高傑作。

カレッタ汐留のAuthorityさんでテイスティングしてきました🥰
Twitterのフォロワーならなんとオーパスワンが一杯無料というイベント!!

熟したカシスやブラックベリーのふくよかな果実の香りに、杉やシナモン甘草などの香りが心地よく調和する。香りのファーストインプレッションは太く濃厚、そして嗅ぐたびに自分を包み込んでゆく。目をつぶると、白檀香るどこか厳かな和の空間にいるかのよう。

口に含むと泡沫のようにすぐに溶け込む。溶け込んだかと思えば果実の風味が勢いよく広がってゆく。酸も生き生きと主張し、タンニンはシルキーに果実の風味を包み込む。フィニッシュは、強かさを感じさせる余韻を細くそして強く引き伸ばしてゆく。

パワフルであり、エレガントであり、そして厳かさを感じる一本。


#opusone #オーパスワン #カリフォルニアワイン #californiawines #oakville #ロバートモンダヴィ #robertmondavi #フィリップドロスチャイルド #philippederothschild #カレッタ汐留 #authority #ワイン #ワイン好き #ワイン勉強中 #ワイン好きな人と繋がりたい #ソムリエ #ワインエキスパート #ソムリエ試験 #ワインエキスパート試験 #おうち飲み
本日25歳の誕生日を迎えました!

これからもワインの勉強や美味しいワインの発信がんばっていきますのでどうぞよろしくお願いいたします😌
ブログの方も続けて参りますのでこちらも是非ご覧ください

写真は、本日訪れた都農ワインさんのキャンベルアーリーです
味はもちろんですが、なんといっても青空と自然の緑とキャンベルアーリーの真紅のコントラストが最高に映える🥰


#都農ワイン #都農ワイナリー #キャンベルアーリー #九州ワイン #誕生日ワイン #ワイン #ワイン好き #ワイン勉強中 #ワイン好きな人と繋がりたい #ソムリエ #ワインエキスパート #ソムリエ試験 #ワインエキスパート試験 #おうち飲み 
Chateau Favray Pouilly Fume 2018

フランス、ロワール、プイィ・フュメのソーヴィニヨン・ブランです。
Chateau Favrayは、リュット・レゾネと呼ばれる栽培方法を実践しているシャトーです。リュット・レゾネとは、環境に優しい合理的な栽培を目指す手法で、農薬を使う農法やビオディナミなどの理念主義の農法とも違う、科学に寄り添った新しいぶどう栽培の形態です。

青リンゴの瑞々しい果実の香りに、貝殻や濡れた石、岩塩などを感じさせる冷涼なミネラル感、ヴェルヴェーヌなどヒントが折り重なりる、フレッシュで活き活きした印象。

アタックは心地よく、口に含むときゅっと締め付ける凛とした酸を感じる。果実感は口の中でふわっと広がるが、酸味によりすぐ引き締められキレのよさを感じる。仄かな苦味や清々しいミネラル感が、ドライで深みのある余韻を作り上げる。

自然を感じさせるフレッシュで活き活きとした一本です。


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テイスティングのコツや、香りや味覚の取り方、テイスティングのよくある誤解などを解説しようと思っていますので、ぜひご覧ください😌


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ブログ更新しました🥰

外観、味わいまで終えたので、最後は

「香り」

について解説していきます😌


ワインのテイスティングコメントは直喩で表現されることが一般的です。これは、様々な物質を引き合いに出しワインの香りを組み立てるという意味です。
現代のワインテイスティング文化を見ていると、どうやらこの香りの組み立てかたには暗黙のルールがあるようです。

・ワインの香りはどのように表現したらよいのか
・ワインの香りを覚えるための勉強法は
・ワインからはなぜ色んなものの香りが感じられるのか

などを時間をかけて解説していきます😌

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一次試験通った方、おめでとうございます🎉
二次試験も頑張ってください、応援しています😌

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Villa Antinori Chianti Classico 2015  イタ Villa Antinori Chianti Classico 2015

イタリア、トスカーナ州のキャンティ・クラシコです。エノテカで購入🥰
アンティノリは14世紀から続くワイナリーであり、ティニャネロやソライアなどのワイン生み出し、サッシカイアと共にスーパータスカンの先駆者として知られています。
スーパータスカンで有名なアンティノリですが、彼らが拠点としているキャンティ・クラシコ地域からはもちろん上質なサンジョベーゼがとれます。

熟したカシスやブラックベリーの香りに、ナツメグやクローブのベーキングスパイス、ローズマリーやローリエのハーブ香、さらになめし革やローストビーフ、ドライトマトや黒オリーブなどの香りが複雑に折り重なる。

なめらかでスムーズな口当たり。しっかりした酸が口奥へ伸びてゆき果実感がそれの後を追うようにきれいに広がる。タンニンは堅牢で、全体的に力強さ、ポテンシャルを感じさせる。奥に残るしっかりとした苦味は全体を引き締め、ドライな余韻を作り上げる。

様々な味覚を楽しめる、ポテンシャルを感じる一本です。


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Paolo Scavino Langhe Nebbiolo 2017

イタリア、ピエモンテ州のネッビオーロです。ランゲは、バローロやバルバレスコなどの地域を内包する広いDOCです。バローロやバルバレスコなどは長期熟成タイプのワインが多いのに対し、コストパフォーマンスのよい若飲みタイプのネッビオーロの生産が盛んです。

ラズベリージャムや干しいちじくなどのドライな果実の香りに、錆鉄やローストビーフなどの渇いた香り、ターメリックなどのエキゾチックスパイス、そしてなめし革やきのこなどの香りが折り重なり複雑な印象。

パワフルで溌剌としたアタックから、ドライフルーツを思わせる果実感が爆発する。強かな酸味、収斂性のあるタンニンが全体をぎゅっと引き締めまとめあげ、芯のあるしっかりとしたストラクチャーを作り上げている。アルコール感、酸味、そしてタンニンが紡ぎ上げる長い余韻は印象的。

複雑でエレガントな一本です。


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ブログ更新しました🥰

これまではワインの味わいについて解説してきましたが、全項目一通り書き終わったので、次は

「ワインの外観」

について解説していきます😌


私たちはワインを常に「見て」います。ワインの外観はそのワインの健全さのみならず特性を分断に反映していますが、テイスティングの際に議論に上がることは少ないです。ワインの外観を正しく分析することは、ワインをテイスティングする上で欠かせません。

・外観はテイスティングにおいてどの程度重要なのか
・外観からワインの何がわかるのか
・外観はどのように表現すればよいのか

などを順々に解説していきます😌


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一次試験もぼちぼち始まりましたね。今年受験する皆さんがんばってください!応援しています!

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Patrice Rion Bourgogne Chardonnay 2017

ブルゴーニュのシャルドネです。エノテカで購入😌
パトリス・リオンは、ニュイ・サン・ジョルジュのなんと2000年に設立された新進気鋭のワイナリーです。
彼らの、クリアでフルーティーで複雑さを兼ね備えているワインは、つねに高い評価を受けており、設立から間もないながらもニュイ・サン・ジョルジュを代表する生産者のうちの一つです。

白桃や青いバナナ、パッションフルーツなどの果実のアロマに、ヨーグルトやバター、カスタードやマジパン、そして石灰やヨードなどの心地よいミネラル感が折り重なる、ニュアンスに富むリッチな香り。

溌剌としたアタックから豊かな果実感が口いっぱいに広がる。酸味はしっかりと存在感を示しながらも優しくまとまっており、厚くコクのあるリッチな果実感とうまく調和をとっている。仄かな塩味と苦味が全体を引き締め、複雑な余韻を形成している。

パフォーマンスがよすぎる一本です。


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Chateau Belle Bergere
Blaye Cotes de Bordeaux

ボルドーの赤ワインです。オールドビンテージ・ドットコムの頒布会のワインです🥰
ブライ・コート・ド・ボルドーは、ボルドーの北側の丘陵地帯のAOCです。ボルドーの中ではマイナーな産地ですが、長期熟成に耐えうるポテンシャルの高いワインが数多く生産されています。

ブルーベリーやカシスなどの果実の香りに、グローブやナツメグなどのベーキングスパイス、そして杉、腐葉土、インクなどの香りが折り重なる深淵な香り。時間とともに発展し、アイスコーヒーやティラミスのようニュアンスも楽しめる。

アルコールのボリューム感を感じるアタック。堅牢なタンニンに支えられ、熱さを伴いながら果実感が弾ける。高いアルコール感を力強いタンニンが支え全体のボリュームの調和をとっており、そのまま長い残暑の余韻を残す。

パワフルだが深みのある一本です。


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