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ワインと世界史 > 初めてワインが造られた場所
ワインと世界史

初めてワインが造られた場所

2020年10月16日 /

私たちが普段何気なく飲んでいるワインは、いつどこで造られ始めたのだろう。

発掘調査によると、ワインが初めて造られたのはおよそ紀元前5~6000年ごろ、現在ジョージアが位置する地域だと考えられている。

ワインは、人類の文明の出現とともに歴史に顔を出すようになった。ワインの起源を知るにはまず人類の起源について、そして文明の起源について知るのがよい。そのため、まず最初に人類や文明の出現の歴史を概説しよう。

Contents

  • 1 人類と文明
  • 2 文明とワイン

人類と文明

我々人類はいつ生まれたのであろうか。

現在の人類(ホモ・サピエンス)は、約10万年ほど前にアフリカで誕生したと考えられている。ホモ・サピエンスはアフリカから世界中に広がってゆき、約6万年前にメソポタミアの地に、約3~5万年前にヨーロッパやアジアに、そして約1万5千年前にアメリカ大陸へ到達したとされている。

しかし、初期の人類はとても文明的な生活をしているとは言えなかった。彼らは集団で生活していたものの、穀物の栽培などは行っておらず、石器などを用いて狩猟採集をするという原始的な生活を営んでいた。

しかし、文化的な創造活動が全くなかったというわけではない。現在のフランス西南部に位置するラスコー洞窟や現在のスペインの北部に位置するアルタミラ洞窟には、約2万年前の人類が描いたとされる人間や野生動物などの絵が活き活きと残っている。どのような意図を持ってこのような絵を洞窟に残したか今となっては知る由もないが、確かなことはこの時期の人類はすでに他の動物には見られない高度な文化を持っていたということである。

ラスコー洞窟は、ボルドーを擁するジロンド県の右隣ドルドーニュ県に位置する。ドルドーニュ県もボルドーブレンドのワインが作られている。アルタミラ洞窟はスペイン北部のカンタブリア州に位置する。カンタブリア州のワインはあまりお目にかかることはないが、アルバリーニョやオンダラビ・スリ(チャコリの品種)、メンシアなどのスペインを代表する品種が栽培されている。

ラスコー洞窟に描かれた牛の絵
(from wikipedia)

さて、人類が文明を作り始めたのはいつ頃だろう。

その前にまず「文明とは何か」という問題を解決しなければいけないが、これは少々難しい問題である。文明とはなにか、文化とどのように異なるのか。残念ながら両者の違いを詳細に述べるのは本ブログの趣旨と異なってくるので割愛するが、簡単に言うと文明とは大きな人口を抱え高度にシステム化された都市国家である。

大きな人口を抱えるには、効率的な食料調達が不可欠である。石器を使った狩猟採集生活では数千もの人口を抱えるのは不可能である。大きな人口を抱えるためには、もっと効率的な食料調達手段である農耕(穀物などの栽培)が必須である。

最終氷期が終わり気候が温暖になった約1万年前頃から、人類は農耕を始めたとされている。もちろん最初は乾地農法や略奪農法などの原始的なものであったが、やがて外部から農耕地に水を人工的に供給する灌漑農法が始まると生産が効率化し、余剰生産が増え人々は豊かになっていった。不毛な土地に住む人々は豊かな土地に移り住むようになってゆき、そこはやがて大きな人口を抱える都市へと発展し文明を作り上げてゆく。

世界最古の文明は、現在のイラクの一部で民族系統が不明のシュメール人が興したメソポタミア文明だと考えられている。紀元前3000年前頃には、シュメール人はウルやウルクなどの都市国家を築き上げ、メソポタミア文明を開花させた。彼らは、農耕はもちろんのこと、言語を使用したり経済的活動を行ったり、さらにはジッグラトに代表される巨大な建造物を建築したりと、文明と呼ぶに相応しい功績を残している。

メソポタミア文明は、チグリス、ユーフラテス川沿いで出現し発展した文明であるが、同じく紀元前3000~2000年前頃に大河沿いに3つの文明が誕生した。ナイル川沿いに出現したエジプト文明、インダス川沿いに出現したインダス文明、黄河沿いに発展した黄河文明である。これら人類最古とも言える4つの文明を世界四大文明と呼んだりもする(学校でも習う世界四大文明、実は日本と中国でしか用いられていない曖昧で通俗的な単語である)。

インダス文明や黄河文明はワインの歴史を語る上でさほど重要ではないので今回は割愛するが、エジプト文明はワインを語る上で欠かせないので、別途ページを設けて詳しく説明する。

文明とワイン

前述の通り、今からおよそ1万年前に人類は作物の栽培を始めたとされている。小麦や米などの穀物を始めたがよく取り沙汰されるが、同じくらいの時期から人類はブドウの栽培も始めていたとされている。

ブドウは本来は雌雄異株の植物であり、ブドウの実をつける雌株(雌花しかつけない株)と、ブドウの実をつけない雄株(雄花しかつけない株)と分けられている。古代人はこのことに気づき、実のなる雌株のブドウを選択して栽培したであろう。しかし雌株だけでは子孫を増やせない。最終的に残ったのは、雄花と雌花のどちらもをつける数少ない雌雄同体株であった。雌雄同体株は、雌株に数は劣るが雄株がいなくても実をつけることができる。いつしか雌雄同体株が選択的に栽培されるようになっていき、野生のブドウと栽培されたブドウが区別されていくようになる。

ジョージアで、約7000年前の世界最古のブドウの種が見つかった。このブドウの種は雌雄同体株のものであることから(雌雄異株と雌雄同体株の種は形状が違う)、約7000年前からコーカサス山脈の南の土地でブドウの栽培が行われていたであることが支持される。これが、ジョージアがワインの生まれ故郷だという一つの証拠である。

さて、栽培されたブドウはワインに仕上げられたのだろうか。これははっきりとはわからないのだが、間違いなく言えることはワインを造るためには器が必要であるということである。器がなければブドウの果汁を発酵させることはできない。

太古のコーカサスの人々は、ちゃんと立派な器を作っていた。紀元前5000~6000年前と考えられる、現在はクヴェヴリと呼ばれている大きな土器の甕が発見されている。土器には穀物や水なども入れていただろうが、ブドウも入れ保管していたであろう。そのブドウを放置していると自然と発酵が始まりワインが作られるであろう。その液体を飲むと気分がよくなることに気づくのにさほど時間はかからないはずだ。

クヴェヴリでブドウを発酵させていた証拠もジョージアで見つかっている。約8000年前の土器の破片から、酒石酸が見つかったのだ。この酒石酸は、ブドウに含まれる以外には自然界にはほとんど存在しない珍しい酸である。そもそも酒石酸のという名前は、ワイン(酒)の沈殿物(石)に由来する。土器の破片から酒石酸が見つかったということは、土器にブドウから絞った液体を入れていた何よりの証拠である。

このようなことから、今日我々を魅了するワインの源流はジョージアであると考えられている。

クヴェヴリ
(photo by Levan Totosashvili)

ジョージアでは、古来からこのクヴェヴリを使用してワインが造られてきた。ブドウの果汁や絞りかすをクヴェヴリに注ぎ、密閉し発酵させる。クヴェヴリは基本的に冷たい土に埋められるため、ブドウ果汁の発酵中の温度が安定する。この伝統的なクヴェヴリを使用したワイン造りは、2013年にユネスコの世界無形文化遺産に登録されている(我らが和食も同じ2013年にユネスコの世界無形文化遺産に登録された)。ワイン醸造が無形文化遺産に登録されている例は、2020年10月現在ジョージアをおいて他にない。

ジョージアではクヴェヴリを使ったオレンジワインが有名である。近年のオレンジワインブームにより、ジョージアワインも日本でよくお目にかかるようになった。これを期に是非ユネスコ無形文化遺産のクヴェヴリワインを試してみていただきたい。

テリアニ・ヴァレー ルカツィテリ クヴェヴリ 750ml【オレンジワイン/辛口/ジョージア】
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以上のように、今日世界に広がっているワインの源流はどうやらジョージア周辺であるようだ。紀元前6000年ごろから人々はワインを飲んでいたらしい。しかし、当時のワインは現在のワインとは似ても似つかぬものであることは容易に想像がつく。ワインの飲み方も現代とは異なっていただろう。今後は、この原始的なワインがどのように発展して現在に至るのかを人類の歴史とともに見てゆこう。

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自己紹介

Tomo
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 東京大学理学系研究科修士課程を卒業し、現在は経営コンサルティング会社に勤務。学生時代にワインの魅力に引き込まれ、在学中にJSAワインエキスパートを取得。現在はブラインドテイスティングを練習しています。

 教育業界で働いていた経験から、ワインと教育をつなげられたらよいなと思いブログをはじめました。最近は、ぶどうの栽培や醸造、そしてテイスティングの科学や、世界史とワイン史の関わりに興味があります。 More…

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Opus One 2016

ムートン・ロートシルトのフィリップ・ド・ロートシルト男爵とカリフォルニアワインの父ロバート・モンダヴィが作りあげた、カリフォルニアワインの最高傑作。

カレッタ汐留のAuthorityさんでテイスティングしてきました🥰
Twitterのフォロワーならなんとオーパスワンが一杯無料というイベント!!

熟したカシスやブラックベリーのふくよかな果実の香りに、杉やシナモン甘草などの香りが心地よく調和する。香りのファーストインプレッションは太く濃厚、そして嗅ぐたびに自分を包み込んでゆく。目をつぶると、白檀香るどこか厳かな和の空間にいるかのよう。

口に含むと泡沫のようにすぐに溶け込む。溶け込んだかと思えば果実の風味が勢いよく広がってゆく。酸も生き生きと主張し、タンニンはシルキーに果実の風味を包み込む。フィニッシュは、強かさを感じさせる余韻を細くそして強く引き伸ばしてゆく。

パワフルであり、エレガントであり、そして厳かさを感じる一本。


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本日25歳の誕生日を迎えました!

これからもワインの勉強や美味しいワインの発信がんばっていきますのでどうぞよろしくお願いいたします😌
ブログの方も続けて参りますのでこちらも是非ご覧ください

写真は、本日訪れた都農ワインさんのキャンベルアーリーです
味はもちろんですが、なんといっても青空と自然の緑とキャンベルアーリーの真紅のコントラストが最高に映える🥰


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Chateau Favray Pouilly Fume 2018

フランス、ロワール、プイィ・フュメのソーヴィニヨン・ブランです。
Chateau Favrayは、リュット・レゾネと呼ばれる栽培方法を実践しているシャトーです。リュット・レゾネとは、環境に優しい合理的な栽培を目指す手法で、農薬を使う農法やビオディナミなどの理念主義の農法とも違う、科学に寄り添った新しいぶどう栽培の形態です。

青リンゴの瑞々しい果実の香りに、貝殻や濡れた石、岩塩などを感じさせる冷涼なミネラル感、ヴェルヴェーヌなどヒントが折り重なりる、フレッシュで活き活きした印象。

アタックは心地よく、口に含むときゅっと締め付ける凛とした酸を感じる。果実感は口の中でふわっと広がるが、酸味によりすぐ引き締められキレのよさを感じる。仄かな苦味や清々しいミネラル感が、ドライで深みのある余韻を作り上げる。

自然を感じさせるフレッシュで活き活きとした一本です。


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ブログ更新しました🥰

外観、味わいまで終えたので、最後は

「香り」

について解説していきます😌


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現代のワインテイスティング文化を見ていると、どうやらこの香りの組み立てかたには暗黙のルールがあるようです。

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一次試験通った方、おめでとうございます🎉
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Villa Antinori Chianti Classico 2015  イタ Villa Antinori Chianti Classico 2015

イタリア、トスカーナ州のキャンティ・クラシコです。エノテカで購入🥰
アンティノリは14世紀から続くワイナリーであり、ティニャネロやソライアなどのワイン生み出し、サッシカイアと共にスーパータスカンの先駆者として知られています。
スーパータスカンで有名なアンティノリですが、彼らが拠点としているキャンティ・クラシコ地域からはもちろん上質なサンジョベーゼがとれます。

熟したカシスやブラックベリーの香りに、ナツメグやクローブのベーキングスパイス、ローズマリーやローリエのハーブ香、さらになめし革やローストビーフ、ドライトマトや黒オリーブなどの香りが複雑に折り重なる。

なめらかでスムーズな口当たり。しっかりした酸が口奥へ伸びてゆき果実感がそれの後を追うようにきれいに広がる。タンニンは堅牢で、全体的に力強さ、ポテンシャルを感じさせる。奥に残るしっかりとした苦味は全体を引き締め、ドライな余韻を作り上げる。

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ラズベリージャムや干しいちじくなどのドライな果実の香りに、錆鉄やローストビーフなどの渇いた香り、ターメリックなどのエキゾチックスパイス、そしてなめし革やきのこなどの香りが折り重なり複雑な印象。

パワフルで溌剌としたアタックから、ドライフルーツを思わせる果実感が爆発する。強かな酸味、収斂性のあるタンニンが全体をぎゅっと引き締めまとめあげ、芯のあるしっかりとしたストラクチャーを作り上げている。アルコール感、酸味、そしてタンニンが紡ぎ上げる長い余韻は印象的。

複雑でエレガントな一本です。


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これまではワインの味わいについて解説してきましたが、全項目一通り書き終わったので、次は

「ワインの外観」

について解説していきます😌


私たちはワインを常に「見て」います。ワインの外観はそのワインの健全さのみならず特性を分断に反映していますが、テイスティングの際に議論に上がることは少ないです。ワインの外観を正しく分析することは、ワインをテイスティングする上で欠かせません。

・外観はテイスティングにおいてどの程度重要なのか
・外観からワインの何がわかるのか
・外観はどのように表現すればよいのか

などを順々に解説していきます😌


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一次試験もぼちぼち始まりましたね。今年受験する皆さんがんばってください!応援しています!

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Patrice Rion Bourgogne Chardonnay 2017

ブルゴーニュのシャルドネです。エノテカで購入😌
パトリス・リオンは、ニュイ・サン・ジョルジュのなんと2000年に設立された新進気鋭のワイナリーです。
彼らの、クリアでフルーティーで複雑さを兼ね備えているワインは、つねに高い評価を受けており、設立から間もないながらもニュイ・サン・ジョルジュを代表する生産者のうちの一つです。

白桃や青いバナナ、パッションフルーツなどの果実のアロマに、ヨーグルトやバター、カスタードやマジパン、そして石灰やヨードなどの心地よいミネラル感が折り重なる、ニュアンスに富むリッチな香り。

溌剌としたアタックから豊かな果実感が口いっぱいに広がる。酸味はしっかりと存在感を示しながらも優しくまとまっており、厚くコクのあるリッチな果実感とうまく調和をとっている。仄かな塩味と苦味が全体を引き締め、複雑な余韻を形成している。

パフォーマンスがよすぎる一本です。


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Chateau Belle Bergere
Blaye Cotes de Bordeaux

ボルドーの赤ワインです。オールドビンテージ・ドットコムの頒布会のワインです🥰
ブライ・コート・ド・ボルドーは、ボルドーの北側の丘陵地帯のAOCです。ボルドーの中ではマイナーな産地ですが、長期熟成に耐えうるポテンシャルの高いワインが数多く生産されています。

ブルーベリーやカシスなどの果実の香りに、グローブやナツメグなどのベーキングスパイス、そして杉、腐葉土、インクなどの香りが折り重なる深淵な香り。時間とともに発展し、アイスコーヒーやティラミスのようニュアンスも楽しめる。

アルコールのボリューム感を感じるアタック。堅牢なタンニンに支えられ、熱さを伴いながら果実感が弾ける。高いアルコール感を力強いタンニンが支え全体のボリュームの調和をとっており、そのまま長い残暑の余韻を残す。

パワフルだが深みのある一本です。


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