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ワインと世界史 > オリエント世界と運ばれるワイン
ワインと世界史

オリエント世界と運ばれるワイン

2020年10月26日 /

オリエントとは、ヨーロッパ人から見て「日が昇るところ、東方」を意味する。人類の日の出のように文明はオリエントで発展し、その後ヨーロッパ世界へと広がっていった。ワインも同様にオリエントからヨーロッパへと運ばれてゆく。今回は、古代オリエント世界とワインがどのように発展していったのか、そしてワインは古代オリエントの人々にとってどのような存在だったかを概説する。

Contents

  • 1 古代オリエント世界
  • 2 盛んになる交易
  • 3 オリエントの統一

古代オリエント世界

古代オリエント世界は、様々な民族が興っては滅亡を繰り返した。

最初にオリエントに文明を築いたシュメール人(詳しくはこちらのページ)は、紀元前24世紀にアッカド人によって征服される。アッカド人は広大な国家を作ったがまもなく滅ぼされ、その後アムル人が古バビロニア帝国を建国した。全メソポタミアを統一した古バビロニア帝国のハンムラビ王は、「目には目を、歯には歯を」という復讐法でおなじみのハンムラビ法典を編纂し、法に基づいた政治を行った。

紀元前17世紀頃にはヒッタイトと呼ばれる鉄器を使う部族がトルコ東部に国家を作り、やがて古バビロニア帝国を滅ぼした。帝国が滅亡した跡のメソポタミア後ではカッシート人が南バビロニアに侵入し支配し、北バビロニアにはミタンニ王国が建国された。やがてメソポタミア全土に領域を広げるアッシリアは、この時期はミタンニの勢力下に置かれていた。

B.C.1450年頃のオリエント

このメソポタミア激動の時期も、人々はワインを飲んでいた。バビロニアの遺跡から見つかった豪勢な盃は、水を飲むため使用されたものとは考えづらい。きっと良質のワインを注いで飲んでいたのだろう。発掘された酒宴の絵画からも、当時の貴族がかなりの量の飲酒をしていたことが推察される。しかしながら、バビロニアの地では確かにワインは飲まれてはいたものの、その地でワインを造ってはいなかったと考えられている。

問題は、バビロニアの人々がどこからワインを輸入していたかである。この問題に対して、ギリシアの歴史家ヘロドトスはちゃんと答えを残していた。彼の記述によると、アッシリア上部に住むアルメニアの国の人々は(図のぶどうを示したあたりの地域)、船を造り、その船にワインを入れた椰子樽を積み込み、ユーフラテス川を下ってはるばる大都市バビロニアまで輸送していたらしい。バビロニアで荷をすべて売りさばくと、彼らはロバに乗ってアルメニアに帰り(ユーフラテス川は流れが速く上流へ航海することはできなかった)、また同じようにワインを運ぶための船を造ったという。

アルメニア人が椰子の樽を使っていたという記述は興味深い。ワインの貯蔵に本格的に樽が使用されるようになったのはローマの時代であり、それまでの時代ではワインの貯蔵にはアンフォラなどの土器を用いるのが主流であった。もし彼の記述が正しければ、アルメニア人は時代の先を行っていたことになる。

ともあれ、古代メソポタミアの頃からすでにワインは重要な交易品であったことが伺える。

盛んになる交易

紀元前14世紀頃の現在のイスラエルなどが位置する地中海東岸地方は、エジプトやヒッタイトなどの侵略を受けており統一国家を作ることができなかった。紀元前12~13世紀に、地中海からやってきた謎の民族海の民がオリエントの地を襲撃した。海の民の襲来によりエジプトやヒッタイトの勢力が弱まり、ギリシアに興っていたクレタ文明やミケーネ文明が滅亡した。この地中海東岸地方の混乱より勢力を伸ばしたのが、アラム人、フェニキア人、ヘブライ人である。今回は、交易で活躍したアラム人とフェニキア人について見てみよう。ヘブライ人は特異で波乱に満ちた歴史を歩んできた民族であるため、別のページでじっくりと解説する。

アラム人はシリアのダマスクスに都市国家を樹立し、内陸貿易の担い手として活躍した。内陸貿易を通じて彼らの用いていたアラム語は国際商業語として広く使用されるようになり、オリエントや東アジアで用いられる多くの言語へと派生していった。キリスト教を開いたイエスも、アラム語で教えを説いたとされている。

対してフェニキア人は、現在のレバノンに位置するシドンやティルスに都市国家を作り、海上貿易で活躍した。エーゲ文明が海の民の襲来により衰えた後に地中海貿易を独占し、地中海沿岸に多くの植民市を建設した。彼らはクレタ島やキプロス島に拠点を築きながら地中海西部へと勢力を伸ばし、ついには地中海の西端であるジブラルタル海峡まで至った。後にローマと長い戦争を繰り広げるチュニジアのカルタゴに植民市を築いた後、シチリア島やスペイン南部も植民市とした。彼らが用いていたフェニキア文字は地中海世界に広まり、アルファベットの原型になった。

彼らがこのような長い航海を成し得た裏には、彼らの拠点であった地中海東部に自生していたレバノン杉の存在がある。レバノン杉は丈夫な木材として知られており、彼らの長期航海に耐えうる船を造り上げるのに利用される他、それ自体が重要な交易品でもあった(エジプトでは貴重なレバノン杉を大量に輸入していた)。レバノン杉は現在レバノンの国旗にも描かれている。

レバノンの国旗

レバノン杉の他にも、フェニキア人の重要な交易品の一つとしてワインがあった。イスラエル沿岸で発見されたフェニキア人の船には、アンフォラが大量に積まれていた。ワインを地中海世界へ運び財を成そうと思っていたのであろう。彼らはワインやワインの醸造技術を地中海沿岸部に持ち込み、地中海にワイン文化を根付かせた。

カルタゴが建設されたチュニジアは現在イスラム国家であるものの、少量のワイン生産を行っている。ワイン文化を地中海に広めたフェニキア人をたたえてか、彼らの名のワインも生産されている。

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ワインを地中海に広めたフェニキア人の名を冠したチュニジアのワイン
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オリエントの統一

世界史の話に戻ると、ヒッタイトやエジプトの弱体化により勢力を伸ばしたアッシリアは、紀元前7世紀前半には全オリエントを征服するまでに至った。アッシリアは国内を州に分け総督を置いて統治し、駅伝制を定め中央集権を強化した。アッシリアの王アッシュールバニパルは、首都ニネヴェに巨大な図書館を建設した(この図書館跡からギルガメシュ叙事詩が発見された)。しかしこの大帝国も紀元前612年には崩壊し、エジプト、リディア、新バビロニア、メディアの4王国に分離した。その後再度オリエントを整復したのがアケメネス朝ペルシアである。

トルコは現在イスラム圏であるものの、飲酒には比較的寛容でありワインの生産も行われている。国際品種のみならず、トルコでしか栽培されていないレアな品種からもワインが作られている。トルコ東部の「シルーフ」というワイナリーは、なんと古代アッシリア人の末裔とされる人々がワインの生産を行っている。古代アッシリア人と全く同じ製法というわけではないはずだが、古代オリエントに思いを馳せながらワインを楽しめるだろう。

シルーフ・クスタン 750ml【白ワイン/辛口/トルコ】【shiluf kustan】
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このように、ワインはオリエントで発展してゆき、交易を通じて徐々にヨーロッパへと運ばれていった。以後オリエントはワイン文化発展の第一線を退き、その役割をギリシアやローマなどの地中海世界へと受け渡す。ただ地中海世界の話をする前に、次回はキリスト教に重大な影響を与えたヘブライ人と旧約聖書について話をしよう。

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自己紹介

Tomo
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 東京大学理学系研究科修士課程を卒業し、現在は経営コンサルティング会社に勤務。学生時代にワインの魅力に引き込まれ、在学中にJSAワインエキスパートを取得。現在はブラインドテイスティングを練習しています。

 教育業界で働いていた経験から、ワインと教育をつなげられたらよいなと思いブログをはじめました。最近は、ぶどうの栽培や醸造、そしてテイスティングの科学や、世界史とワイン史の関わりに興味があります。 More…

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Opus One 2016

ムートン・ロートシルトのフィリップ・ド・ロートシルト男爵とカリフォルニアワインの父ロバート・モンダヴィが作りあげた、カリフォルニアワインの最高傑作。

カレッタ汐留のAuthorityさんでテイスティングしてきました🥰
Twitterのフォロワーならなんとオーパスワンが一杯無料というイベント!!

熟したカシスやブラックベリーのふくよかな果実の香りに、杉やシナモン甘草などの香りが心地よく調和する。香りのファーストインプレッションは太く濃厚、そして嗅ぐたびに自分を包み込んでゆく。目をつぶると、白檀香るどこか厳かな和の空間にいるかのよう。

口に含むと泡沫のようにすぐに溶け込む。溶け込んだかと思えば果実の風味が勢いよく広がってゆく。酸も生き生きと主張し、タンニンはシルキーに果実の風味を包み込む。フィニッシュは、強かさを感じさせる余韻を細くそして強く引き伸ばしてゆく。

パワフルであり、エレガントであり、そして厳かさを感じる一本。


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本日25歳の誕生日を迎えました!

これからもワインの勉強や美味しいワインの発信がんばっていきますのでどうぞよろしくお願いいたします😌
ブログの方も続けて参りますのでこちらも是非ご覧ください

写真は、本日訪れた都農ワインさんのキャンベルアーリーです
味はもちろんですが、なんといっても青空と自然の緑とキャンベルアーリーの真紅のコントラストが最高に映える🥰


#都農ワイン #都農ワイナリー #キャンベルアーリー #九州ワイン #誕生日ワイン #ワイン #ワイン好き #ワイン勉強中 #ワイン好きな人と繋がりたい #ソムリエ #ワインエキスパート #ソムリエ試験 #ワインエキスパート試験 #おうち飲み 
Chateau Favray Pouilly Fume 2018

フランス、ロワール、プイィ・フュメのソーヴィニヨン・ブランです。
Chateau Favrayは、リュット・レゾネと呼ばれる栽培方法を実践しているシャトーです。リュット・レゾネとは、環境に優しい合理的な栽培を目指す手法で、農薬を使う農法やビオディナミなどの理念主義の農法とも違う、科学に寄り添った新しいぶどう栽培の形態です。

青リンゴの瑞々しい果実の香りに、貝殻や濡れた石、岩塩などを感じさせる冷涼なミネラル感、ヴェルヴェーヌなどヒントが折り重なりる、フレッシュで活き活きした印象。

アタックは心地よく、口に含むときゅっと締め付ける凛とした酸を感じる。果実感は口の中でふわっと広がるが、酸味によりすぐ引き締められキレのよさを感じる。仄かな苦味や清々しいミネラル感が、ドライで深みのある余韻を作り上げる。

自然を感じさせるフレッシュで活き活きとした一本です。


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ブログ更新しました🥰

外観、味わいまで終えたので、最後は

「香り」

について解説していきます😌


ワインのテイスティングコメントは直喩で表現されることが一般的です。これは、様々な物質を引き合いに出しワインの香りを組み立てるという意味です。
現代のワインテイスティング文化を見ていると、どうやらこの香りの組み立てかたには暗黙のルールがあるようです。

・ワインの香りはどのように表現したらよいのか
・ワインの香りを覚えるための勉強法は
・ワインからはなぜ色んなものの香りが感じられるのか

などを時間をかけて解説していきます😌

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一次試験通った方、おめでとうございます🎉
二次試験も頑張ってください、応援しています😌

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Villa Antinori Chianti Classico 2015  イタ Villa Antinori Chianti Classico 2015

イタリア、トスカーナ州のキャンティ・クラシコです。エノテカで購入🥰
アンティノリは14世紀から続くワイナリーであり、ティニャネロやソライアなどのワイン生み出し、サッシカイアと共にスーパータスカンの先駆者として知られています。
スーパータスカンで有名なアンティノリですが、彼らが拠点としているキャンティ・クラシコ地域からはもちろん上質なサンジョベーゼがとれます。

熟したカシスやブラックベリーの香りに、ナツメグやクローブのベーキングスパイス、ローズマリーやローリエのハーブ香、さらになめし革やローストビーフ、ドライトマトや黒オリーブなどの香りが複雑に折り重なる。

なめらかでスムーズな口当たり。しっかりした酸が口奥へ伸びてゆき果実感がそれの後を追うようにきれいに広がる。タンニンは堅牢で、全体的に力強さ、ポテンシャルを感じさせる。奥に残るしっかりとした苦味は全体を引き締め、ドライな余韻を作り上げる。

様々な味覚を楽しめる、ポテンシャルを感じる一本です。


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Paolo Scavino Langhe Nebbiolo 2017

イタリア、ピエモンテ州のネッビオーロです。ランゲは、バローロやバルバレスコなどの地域を内包する広いDOCです。バローロやバルバレスコなどは長期熟成タイプのワインが多いのに対し、コストパフォーマンスのよい若飲みタイプのネッビオーロの生産が盛んです。

ラズベリージャムや干しいちじくなどのドライな果実の香りに、錆鉄やローストビーフなどの渇いた香り、ターメリックなどのエキゾチックスパイス、そしてなめし革やきのこなどの香りが折り重なり複雑な印象。

パワフルで溌剌としたアタックから、ドライフルーツを思わせる果実感が爆発する。強かな酸味、収斂性のあるタンニンが全体をぎゅっと引き締めまとめあげ、芯のあるしっかりとしたストラクチャーを作り上げている。アルコール感、酸味、そしてタンニンが紡ぎ上げる長い余韻は印象的。

複雑でエレガントな一本です。


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これまではワインの味わいについて解説してきましたが、全項目一通り書き終わったので、次は

「ワインの外観」

について解説していきます😌


私たちはワインを常に「見て」います。ワインの外観はそのワインの健全さのみならず特性を分断に反映していますが、テイスティングの際に議論に上がることは少ないです。ワインの外観を正しく分析することは、ワインをテイスティングする上で欠かせません。

・外観はテイスティングにおいてどの程度重要なのか
・外観からワインの何がわかるのか
・外観はどのように表現すればよいのか

などを順々に解説していきます😌


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一次試験もぼちぼち始まりましたね。今年受験する皆さんがんばってください!応援しています!

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Patrice Rion Bourgogne Chardonnay 2017

ブルゴーニュのシャルドネです。エノテカで購入😌
パトリス・リオンは、ニュイ・サン・ジョルジュのなんと2000年に設立された新進気鋭のワイナリーです。
彼らの、クリアでフルーティーで複雑さを兼ね備えているワインは、つねに高い評価を受けており、設立から間もないながらもニュイ・サン・ジョルジュを代表する生産者のうちの一つです。

白桃や青いバナナ、パッションフルーツなどの果実のアロマに、ヨーグルトやバター、カスタードやマジパン、そして石灰やヨードなどの心地よいミネラル感が折り重なる、ニュアンスに富むリッチな香り。

溌剌としたアタックから豊かな果実感が口いっぱいに広がる。酸味はしっかりと存在感を示しながらも優しくまとまっており、厚くコクのあるリッチな果実感とうまく調和をとっている。仄かな塩味と苦味が全体を引き締め、複雑な余韻を形成している。

パフォーマンスがよすぎる一本です。


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Chateau Belle Bergere
Blaye Cotes de Bordeaux

ボルドーの赤ワインです。オールドビンテージ・ドットコムの頒布会のワインです🥰
ブライ・コート・ド・ボルドーは、ボルドーの北側の丘陵地帯のAOCです。ボルドーの中ではマイナーな産地ですが、長期熟成に耐えうるポテンシャルの高いワインが数多く生産されています。

ブルーベリーやカシスなどの果実の香りに、グローブやナツメグなどのベーキングスパイス、そして杉、腐葉土、インクなどの香りが折り重なる深淵な香り。時間とともに発展し、アイスコーヒーやティラミスのようニュアンスも楽しめる。

アルコールのボリューム感を感じるアタック。堅牢なタンニンに支えられ、熱さを伴いながら果実感が弾ける。高いアルコール感を力強いタンニンが支え全体のボリュームの調和をとっており、そのまま長い残暑の余韻を残す。

パワフルだが深みのある一本です。


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