• 二次試験対策
  • ワインと学ぶ世界史
  • WSET Level 3
The Planet of Wine

わいんぷらねっと

  • 二次試験対策
  • ワインと学ぶ世界史
  • WSET Level 3
  • 二次試験対策
  • ワインと学ぶ世界史
  • WSET Level 3
二次試験 > 香り > スパイスの香り
香り

スパイスの香り

2020年10月3日 /

Contents

  • 1 スパイスの香りの表現
  • 2 クローブ(丁字)
  • 3 シナモン
  • 4 ナツメグ
  • 5 甘草

スパイスの香りの表現

多くのワイン、特に赤ワインからスパイスの香りを感じ取ることができます。

このワインから感じられるスパイスの香りは、第三アロマに分類される事が多いです。

ソムリエ・ワインエキスパート試験において、赤ワインのスパイスの香りを表現する単語として例えば以下が挙げられています。

  • クローブ
  • ナツメグ
  • シナモン
  • 甘草

ソムリエ・ワインエキスパートの試験においては、近年出題されたすべての赤ワインで、これらのスパイスの選択肢から少なくとも一つ以上使用されています。

赤ワインの場合は、これらスパイスの香りの中から少なくとも一つ選ぶことを推奨します。

一つずつ解説していきます。

クローブ(丁字)

クローブとは、別名「丁字」とも呼ばれるチョウジノキの花の蕾を乾燥させて作られる香辛料です。

クローブ

この特徴的で強いスパイシーな香りは、古来から世界中で珍重されてきました。

実際に嗅いだことがない方は、クローブの精油などを嗅いでみてください。

クローブ・バッド 10ml インセント エッセンシャルオイル 精油 アロマオイル

このクローブの特徴的な香りの正体は、オイゲノールという化学物質です。

クローブにはどのスパイスよりも多量のオイゲノールが含まれているため、オイゲノールの香りはクローブの香りとして表現されます。

このオイゲノール、ぶどうには元々ほとんど含まれていない物質です。

なぜワインからクローブの香りがするかと言うと、このオイゲノールはオーク樽に多く含まれてるからです。ワインが木樽で熟成されている段階で樽からワインにオイゲノールが溶け込み、特徴的なクローブの香りを放ちます。

また樽のトーストが強いほどその含有量は増えると言われています。そのため、ヘビートーストされた樽で熟成されたワインからよく感じることができます。

また、甲州は果実の中に多くのオイゲノールを含んでいることが知られています。そのため、甲州から作られたワインからもクローブの香りを感じることがあります。

シナモン

シナモンとは、ニッケイ属の樹木の樹皮から採られる香辛料です。古代エジプト時代から香辛料として重宝されてきました。

シナモン

シナモンはその独特の甘く温かい香りから、洋菓子などの風味付けのよく使用されます。また、砂糖にシナモンパウダーを混ぜることにより、砂糖の甘味が一層引き立ちます(シナモンシュガー)。

ワインからも、シナモンの香りを感じ取ることができます。これは、シナモンに含まれているエステル類、特に桂皮酸エチルがワインにも含まれているからです。桂皮酸エチルはワインの醸造中や熟成中に生成されると考えられています。

ソムリエ・ワインエキスパートの二次試験において、シナモンは多くのワインで模範解答として使用されています。樽香が主張し過ぎない、甘辛く心地よいスパイス香を感じる幅広いワインに使用されます。

ナツメグ

ナツメグとは、ニクズクと呼ばれる熱帯性常緑樹の果実の種子を挽いて粉末化した香辛料です。インドネシアのモルッカ諸島原産のスパイスです。

ナツメグ

ナツメグは甘苦い香りを放ち、肉料理や乳製品を使った料理の風味づけによく使用されます。実際に嗅いだことのない方は嗅いで見るとよいです。

マスコット ナツメグパウダー 35g

ナツメグのウッディーな香りは、ミリスチシンと呼ばれる化学物質に由来すると考えられています。このミリスチシンは、ナツメグの精油成分の数%しか締めていませんが、ナツメグの香りに大きく寄与しています。

しかし、ワインには通常ナツメグの香りに寄与しているミリスチシンは含まれていません。

特徴的な甘苦い香りを放つナツメグですが、二次試験のワインのテイスティングコメントに使用されることはやや少なく、使用のされ方も難解です。ここで紹介した4つのスパイスの中で、一番使い方に困るテイスティングコメントと行っても過言ではありません。

大まかな傾向としては、ワインから甘さ、苦さ、双方を思わせる香りを感じた際に使用されます。例えば、果実の熟度からくる甘さを感じる香りに、ほろ苦い樽香の乗ったオーストラリア、シラーズなどに使用されています。

甘草

甘草は、別名「リコリス」とも呼ばれるマメ科の多年草で、その根を乾燥させ生薬やスパイスなどに使用されます。

甘草

甘草は、甘く、仄かに苦く、漢方を想起させるような香りが特徴的です。

甘草の香りを嗅いだことがない方は実際に嗅いでみると良いです。

リコリス 100g スパイス ハーブ 甘草 カンゾウ トウホクカンゾウ 東北甘草 ウラルカンゾウ ウラル甘草

甘草の根に含まれるグリチルリチンは、なんと砂糖の50倍もの甘さを持つと言われています。砂糖の甘さとは質的に異なるものの、甘草も甘味料に使用されることがあります。

このグリチルリチンは、アニスなどから感じられるアネトールなどと似たような香りを放ちます。しかしワイン中にはグリチルリチンやアネトールなどは含まれていません。

甘草は、ワインから砂糖を連想させない甘い香りを感じた際によく比喩表現として使用されます。ソムリエ・ワインエキスパートの二次試験においても、多くのワインで使用されています。

二次試験対策Homeに戻る
Tweet

これも好きかも

黒胡椒の香り

2020年9月15日

花の香り(赤)

2020年9月9日

菩提樹の香り

2020年9月18日

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

最近の投稿

  • シャンパーニュの泡の科学
    スパークリングワインからなぜ絶えず泡が立ち上るのかを、簡単な物理とともに解説します。 …
  • 古代ローマ帝国のボルドー
    ローマ帝国とワインの関係を見てゆきます。 …
  • 民主主義と西洋文明、そしてワイン文化の黎明
    ギリシアはいかにして人類の模範とも呼べる文化を手に入れたのだろうか …

カテゴリー

  • WSET (19)
    • Level 3 (19)
  • その他 (4)
  • ワインと世界史 (14)
  • ワインの科学 (3)
  • 二次試験 (34)
    • 味わい (10)
    • 外観 (8)
    • 香り (12)

自己紹介

Tomo
portrait

 東京大学理学系研究科修士課程を卒業し、現在は経営コンサルティング会社に勤務。学生時代にワインの魅力に引き込まれ、在学中にJSAワインエキスパートを取得。現在はブラインドテイスティングを練習しています。

 教育業界で働いていた経験から、ワインと教育をつなげられたらよいなと思いブログをはじめました。最近は、ぶどうの栽培や醸造、そしてテイスティングの科学や、世界史とワイン史の関わりに興味があります。 More…

Twitter

Tweets by wine_planetary

Instagram

wine_planetary

wine_planetary
Opus One 2016

ムートン・ロートシルトのフィリップ・ド・ロートシルト男爵とカリフォルニアワインの父ロバート・モンダヴィが作りあげた、カリフォルニアワインの最高傑作。

カレッタ汐留のAuthorityさんでテイスティングしてきました🥰
Twitterのフォロワーならなんとオーパスワンが一杯無料というイベント!!

熟したカシスやブラックベリーのふくよかな果実の香りに、杉やシナモン甘草などの香りが心地よく調和する。香りのファーストインプレッションは太く濃厚、そして嗅ぐたびに自分を包み込んでゆく。目をつぶると、白檀香るどこか厳かな和の空間にいるかのよう。

口に含むと泡沫のようにすぐに溶け込む。溶け込んだかと思えば果実の風味が勢いよく広がってゆく。酸も生き生きと主張し、タンニンはシルキーに果実の風味を包み込む。フィニッシュは、強かさを感じさせる余韻を細くそして強く引き伸ばしてゆく。

パワフルであり、エレガントであり、そして厳かさを感じる一本。


#opusone #オーパスワン #カリフォルニアワイン #californiawines #oakville #ロバートモンダヴィ #robertmondavi #フィリップドロスチャイルド #philippederothschild #カレッタ汐留 #authority #ワイン #ワイン好き #ワイン勉強中 #ワイン好きな人と繋がりたい #ソムリエ #ワインエキスパート #ソムリエ試験 #ワインエキスパート試験 #おうち飲み
本日25歳の誕生日を迎えました!

これからもワインの勉強や美味しいワインの発信がんばっていきますのでどうぞよろしくお願いいたします😌
ブログの方も続けて参りますのでこちらも是非ご覧ください

写真は、本日訪れた都農ワインさんのキャンベルアーリーです
味はもちろんですが、なんといっても青空と自然の緑とキャンベルアーリーの真紅のコントラストが最高に映える🥰


#都農ワイン #都農ワイナリー #キャンベルアーリー #九州ワイン #誕生日ワイン #ワイン #ワイン好き #ワイン勉強中 #ワイン好きな人と繋がりたい #ソムリエ #ワインエキスパート #ソムリエ試験 #ワインエキスパート試験 #おうち飲み 
Chateau Favray Pouilly Fume 2018

フランス、ロワール、プイィ・フュメのソーヴィニヨン・ブランです。
Chateau Favrayは、リュット・レゾネと呼ばれる栽培方法を実践しているシャトーです。リュット・レゾネとは、環境に優しい合理的な栽培を目指す手法で、農薬を使う農法やビオディナミなどの理念主義の農法とも違う、科学に寄り添った新しいぶどう栽培の形態です。

青リンゴの瑞々しい果実の香りに、貝殻や濡れた石、岩塩などを感じさせる冷涼なミネラル感、ヴェルヴェーヌなどヒントが折り重なりる、フレッシュで活き活きした印象。

アタックは心地よく、口に含むときゅっと締め付ける凛とした酸を感じる。果実感は口の中でふわっと広がるが、酸味によりすぐ引き締められキレのよさを感じる。仄かな苦味や清々しいミネラル感が、ドライで深みのある余韻を作り上げる。

自然を感じさせるフレッシュで活き活きとした一本です。


-------------------------------------------

ソムリエ・ワインエキスパートの二次試験対策のためのブログを開設しました!

https://wine-planetary.com
上記URLを打ち込んでいただく、もしくは
@wine_planetary
のプロフィール欄にあるリンクからアクセス可能です

テイスティングのコツや、香りや味覚の取り方、テイスティングのよくある誤解などを解説しようと思っていますので、ぜひご覧ください😌


#chateaufavray #ロワール #loire #pouillyfume #プイィフュメ #ソーヴィニヨンブラン #sauvignonblanc #lutteraisonnée #リュットレゾネ #ワイン #ワイン好き #ワイン勉強中 #ワイン好きな人と繋がりたい #ソムリエ #ワインエキスパート #ソムリエ試験 #ワインエキスパート試験 #おうち飲み
ブログ更新しました🥰

外観、味わいまで終えたので、最後は

「香り」

について解説していきます😌


ワインのテイスティングコメントは直喩で表現されることが一般的です。これは、様々な物質を引き合いに出しワインの香りを組み立てるという意味です。
現代のワインテイスティング文化を見ていると、どうやらこの香りの組み立てかたには暗黙のルールがあるようです。

・ワインの香りはどのように表現したらよいのか
・ワインの香りを覚えるための勉強法は
・ワインからはなぜ色んなものの香りが感じられるのか

などを時間をかけて解説していきます😌

https://wine-planetary.com
上記URLを打ち込んでいただく、もしくは
@wine_planetary
のプロフィールにあるリンクからぜひご覧ください


一次試験通った方、おめでとうございます🎉
二次試験も頑張ってください、応援しています😌

#ワイン #ワイン好き #ワイン勉強中 #ワイン好きな人と繋がりたい #ソムリエ #ワインエキスパート #ソムリエ試験 #ワインエキスパート試験 #二次試験 #二次試験対策 #ソムリエ試験対策 #ワインエキスパート試験対策 #テイスティング #ブラインドテイスティング #香り
Villa Antinori Chianti Classico 2015  イタ Villa Antinori Chianti Classico 2015

イタリア、トスカーナ州のキャンティ・クラシコです。エノテカで購入🥰
アンティノリは14世紀から続くワイナリーであり、ティニャネロやソライアなどのワイン生み出し、サッシカイアと共にスーパータスカンの先駆者として知られています。
スーパータスカンで有名なアンティノリですが、彼らが拠点としているキャンティ・クラシコ地域からはもちろん上質なサンジョベーゼがとれます。

熟したカシスやブラックベリーの香りに、ナツメグやクローブのベーキングスパイス、ローズマリーやローリエのハーブ香、さらになめし革やローストビーフ、ドライトマトや黒オリーブなどの香りが複雑に折り重なる。

なめらかでスムーズな口当たり。しっかりした酸が口奥へ伸びてゆき果実感がそれの後を追うようにきれいに広がる。タンニンは堅牢で、全体的に力強さ、ポテンシャルを感じさせる。奥に残るしっかりとした苦味は全体を引き締め、ドライな余韻を作り上げる。

様々な味覚を楽しめる、ポテンシャルを感じる一本です。


-------------------------------------------

ソムリエ・ワインエキスパートの二次試験対策のためのブログを開設しました!

https://wine-planetary.com
上記URLを打ち込んでいただく、もしくは
@wine_planetary
のプロフィール欄にあるリンクからアクセス可能です

テイスティングのコツや、香りや味覚の取り方、テイスティングのよくある誤解などを解説しようと思っていますので、ぜひご覧ください😌

#antinori #villaantinori #アンティノリ #キャンティクラシコ #chianticlassico #トスカーナ #toscana #イタリアワイン #italianwine #サンジョベーゼ #sangiovese #ワイン #ワイン好き #ワイン勉強中 #ワイン好きな人と繋がりたい #ソムリエ #ワインエキスパート #ソムリエ試験 #ワインエキスパート試験 #おうち飲み
Paolo Scavino Langhe Nebbiolo 2017

イタリア、ピエモンテ州のネッビオーロです。ランゲは、バローロやバルバレスコなどの地域を内包する広いDOCです。バローロやバルバレスコなどは長期熟成タイプのワインが多いのに対し、コストパフォーマンスのよい若飲みタイプのネッビオーロの生産が盛んです。

ラズベリージャムや干しいちじくなどのドライな果実の香りに、錆鉄やローストビーフなどの渇いた香り、ターメリックなどのエキゾチックスパイス、そしてなめし革やきのこなどの香りが折り重なり複雑な印象。

パワフルで溌剌としたアタックから、ドライフルーツを思わせる果実感が爆発する。強かな酸味、収斂性のあるタンニンが全体をぎゅっと引き締めまとめあげ、芯のあるしっかりとしたストラクチャーを作り上げている。アルコール感、酸味、そしてタンニンが紡ぎ上げる長い余韻は印象的。

複雑でエレガントな一本です。


-------------------------------------------

ソムリエ・ワインエキスパートの二次試験対策のためのブログを開設しました!

https://wine-planetary.com
上記URLを打ち込んでいただく、もしくは
@wine_planetary
のプロフィール欄にあるリンクからアクセス可能です

テイスティングのコツや、香りや味覚の取り方、テイスティングのよくある誤解などを解説しようと思っていますので、ぜひご覧ください😌


#ネッビオーロ #nebbiolo #langhe #ランゲ #イタリアワイン #italianwine #paoloscavino #ワイン #ワイン好き #ワイン勉強中 #ワイン好きな人と繋がりたい #ソムリエ #ワインエキスパート #ソムリエ試験 #ワインエキスパート試験 #おうち飲み
ブログ更新しました🥰

これまではワインの味わいについて解説してきましたが、全項目一通り書き終わったので、次は

「ワインの外観」

について解説していきます😌


私たちはワインを常に「見て」います。ワインの外観はそのワインの健全さのみならず特性を分断に反映していますが、テイスティングの際に議論に上がることは少ないです。ワインの外観を正しく分析することは、ワインをテイスティングする上で欠かせません。

・外観はテイスティングにおいてどの程度重要なのか
・外観からワインの何がわかるのか
・外観はどのように表現すればよいのか

などを順々に解説していきます😌


https://wine-planetary.com
上記URLを打ち込んでいただく、もしくは
@wine_planetary
のプロフィール欄にあるリンクからぜひご覧ください🥰



一次試験もぼちぼち始まりましたね。今年受験する皆さんがんばってください!応援しています!

#ワイン #ワイン好き #ワイン勉強中 #ワイン好きな人と繋がりたい #ソムリエ #ワインエキスパート #ソムリエ試験 #ワインエキスパート試験
Patrice Rion Bourgogne Chardonnay 2017

ブルゴーニュのシャルドネです。エノテカで購入😌
パトリス・リオンは、ニュイ・サン・ジョルジュのなんと2000年に設立された新進気鋭のワイナリーです。
彼らの、クリアでフルーティーで複雑さを兼ね備えているワインは、つねに高い評価を受けており、設立から間もないながらもニュイ・サン・ジョルジュを代表する生産者のうちの一つです。

白桃や青いバナナ、パッションフルーツなどの果実のアロマに、ヨーグルトやバター、カスタードやマジパン、そして石灰やヨードなどの心地よいミネラル感が折り重なる、ニュアンスに富むリッチな香り。

溌剌としたアタックから豊かな果実感が口いっぱいに広がる。酸味はしっかりと存在感を示しながらも優しくまとまっており、厚くコクのあるリッチな果実感とうまく調和をとっている。仄かな塩味と苦味が全体を引き締め、複雑な余韻を形成している。

パフォーマンスがよすぎる一本です。


-------------------------------------------

ソムリエ・ワインエキスパートの二次試験対策のためのブログを開設しました!

https://wine-planetary.com
上記URLを打ち込んでいただく、もしくは
@wine_planetary
のプロフィール欄にあるリンクからアクセス可能です

テイスティングのコツや、香りや味覚の取り方、テイスティングのよくある誤解などを解説しようと思っていますので、ぜひご覧ください😌


#patricerion #bourgogne #ブルゴーニュ #bourgognewine #ブルゴーニュワイン #シャルドネ #chardonnay #nuitssaintgeorges #ニュイサンジョルジュ #ワイン #ワイン好き #ワイン勉強中 #ワイン好きな人と繋がりたい #ソムリエ #ワインエキスパート #ソムリエ試験 #ワインエキスパート試験 #おうち飲み
Chateau Belle Bergere
Blaye Cotes de Bordeaux

ボルドーの赤ワインです。オールドビンテージ・ドットコムの頒布会のワインです🥰
ブライ・コート・ド・ボルドーは、ボルドーの北側の丘陵地帯のAOCです。ボルドーの中ではマイナーな産地ですが、長期熟成に耐えうるポテンシャルの高いワインが数多く生産されています。

ブルーベリーやカシスなどの果実の香りに、グローブやナツメグなどのベーキングスパイス、そして杉、腐葉土、インクなどの香りが折り重なる深淵な香り。時間とともに発展し、アイスコーヒーやティラミスのようニュアンスも楽しめる。

アルコールのボリューム感を感じるアタック。堅牢なタンニンに支えられ、熱さを伴いながら果実感が弾ける。高いアルコール感を力強いタンニンが支え全体のボリュームの調和をとっており、そのまま長い残暑の余韻を残す。

パワフルだが深みのある一本です。


-------------------------------------------

ソムリエ・ワインエキスパートの二次試験対策のためのブログを開設しました!

https://wine-planetary.com
上記URLを打ち込んでいただく、もしくは
@wine_planetary
のプロフィール欄にあるリンクからアクセス可能です

テイスティングのコツや、香りや味覚の取り方、テイスティングのよくある誤解などを解説しようと思っていますので、ぜひご覧ください😌


#chateaubellebergere #ボルドー #ボルドーワイン #bordeaux #bordeauxwine #blayecotesdebordeaux #ブライコートドボルドー #ワイン #ワイン好き #ワイン勉強中 #ワイン好きな人と繋がりたい #ソムリエ #ワインエキスパート #ソムリエ試験 #ワインエキスパート試験 #おうち飲み
Instagram でフォロー
利用規約 | 参考文献 | お問い合わせ
ヘッダー画像 : Designed by Freepik
© 2023 The Planet of Wine All rights reserved.
Ashe Theme by WP Royal.