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二次試験 > 香り > 花の香り(赤)
香り

花の香り(赤)

2020年9月9日 /

Contents

  • 1 赤ワインの花の香りの表現
    • 1.1 ゼラニウム
    • 1.2 牡丹
    • 1.3 すみれ
    • 1.4 バラ

赤ワインの花の香りの表現

ソムリエ・ワインエキスパート試験において、赤ワインの花の香りを表現する単語として例えば以下が挙げられています。

  • ゼラニウム
  • 牡丹
  • すみれ
  • バラ

ソムリエ・ワインエキスパートの試験において、白ワインでは花の香りが選択されないワインもありました。しかし赤ワインの場合、近年出題されたすべてのワインで、これらの花の選択肢から少なくとも一つ以上使用されています。

香り物質(の前駆体)は、基本的にぶどうの果皮に蓄積されます。赤ワインは果皮と一緒に発酵をさせるため、白ワインより第一アロマや花の香りがしっかりと感じるためだと考えられます。

赤ワインにおいて、テイスティングコメントに列挙されている花は、色相に相関して使用されることが多いです。明るい赤ワインの場合は鮮やかな赤色の花で、濃い色の赤ワインの場合は深い紫色の花で表現されることが多いです。

赤ワインの場合は、これら花の香りの中から少なくとも一つ選ぶことを推奨します。

一つずつ解説していきます。

ゼラニウム

ゼラニウムは、下の写真のように赤やピンクの鮮やかな色を見せる花です。

ゼラニウム

日本ではマイナーかも知れませんが、ヨーロッパでは虫よけのために窓辺に飾られたりとポピュラーな花です。そのため、ワインのテイスティングコメントでもよく用いられてきました。

「ゼラニウム」は、赤系果実のアロマが感じられるワインに使用されることが多いです。赤系果実とともに、フローラルでエキゾチックな花のアロマを感じた際に使用されます。

ピノ・ノワールなどの品種でよく使用されます。

牡丹

「牡丹」は、下の写真の通り花びらを幾重にも重ねた大輪の花で、鮮やかなピンクや赤、紫など様々な種類があります。ゼラニウムとは打って変わって、日本人に馴染みのある花です。

牡丹

古来から美しい花を咲かすと知られており観賞用として親しまれてきました。その雅さゆえ「王者の風格」という大壮な花言葉もありますが、テイスティングコメントではデイリーワインにも広く使用されます。

牡丹は様々な花の色がありますが、テイスティングコメントで使用されるときの牡丹は赤や紫色のものを指すことが多いと思われます。

「牡丹」は、赤系果実と黒系果実双方のアロマが感じられる場合がに使用されることが多いです。ソムリエ・ワインエキスパートの二次試験でも、様々なワインで広く使用されてきました。

すみれ

「すみれ」は、色の名前にもなる通り深い紫色の小さな花です。

すみれ

すみれは、世界中でポピュラーな花であり、石鹸や香水などのフレーバーに使用されるほか、食用として使用されることもあります。ワインのテイスティングコメントとしても広く使用されています。

「すみれ」は、黒系果実のアロマが感じられるワインに使用されることが多いです。黒系果実とともに、ほろ苦さや深みを伴った花のアロマを感じた際に使用されます。

シラーやカベルネ・ソーヴィニヨンなどの品種でよく使用されます。

バラ

「バラ」は、花びらが幾重にも重なった大輪の花であり、赤色から白、黄色まで様々な種類が存在します。

バラ

主に観賞用として栽培されることが多いですが、上品で華やかな香りを放つため、高貴な香水などにも使用されます。

バラはマリー・アントワネットが愛用したとも言われており、古くから世界中で人気だった花です。そのため、華やかなワインを象徴する言葉として、ワインのテイスティングコメントとしてもよく用いられています。

しかし、ソムリエ・ワインエキスパートの二次試験では、この「バラ」の使われ方は少し難解です。あまり使用実績はなく、一見一貫性のない使用のされ方をされています。

若々しく華やか、しかしゼラニウムのように刺激的ではなくやや深みのある花のアロマを感じた際に使用されると考えられますが、このような場合は無難に「牡丹」という単語を選択したほうがよいです。

まとめると以下の通りです。

ゼラニウムフローラルでエキゾチックな、赤系果実を思わせる花のアロマが感じられる
牡丹赤系果実と黒系果実を思わせる花のアロマが感じられる
すみれほろ苦さや深みを伴った、黒系果実を思わせる花のアロマが感じられる

Patrice Rion Bourgogne Pinot Noir 2017

ブルゴーニュのピノ・ノワールです。このワインはステンレスタンク及び古樽熟成のため、ぶどう本来のフルーティーでフローラルな第一アロマが際立ちます。

外観はやや明るい燃えるようなルビーで、若々しさと成熟感を感じます。香りは華やかで、第一アロマが際立っています。チェリーやラズベリーなどの赤系果実の香りに折り重なるのは、ゼラニウムなどのエキゾチックな、そして赤バラのような深く上品な花の香りです。深みも感じさせる華やかでエレガントな印象です。ファーストタッチはしなやかで、すぐにフルーティーで芳醇な風味が広がります。爽やかな酸味は全体の骨格を支え、長くエレガントな余韻を残します。

コート ド ニュイ ヴィラージュ[2016]パトリス リオン(赤ワイン ブルゴーニュ)

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自己紹介

Tomo
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 東京大学理学系研究科修士課程を卒業し、現在は経営コンサルティング会社に勤務。学生時代にワインの魅力に引き込まれ、在学中にJSAワインエキスパートを取得。現在はブラインドテイスティングを練習しています。

 教育業界で働いていた経験から、ワインと教育をつなげられたらよいなと思いブログをはじめました。最近は、ぶどうの栽培や醸造、そしてテイスティングの科学や、世界史とワイン史の関わりに興味があります。 More…

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Opus One 2016

ムートン・ロートシルトのフィリップ・ド・ロートシルト男爵とカリフォルニアワインの父ロバート・モンダヴィが作りあげた、カリフォルニアワインの最高傑作。

カレッタ汐留のAuthorityさんでテイスティングしてきました🥰
Twitterのフォロワーならなんとオーパスワンが一杯無料というイベント!!

熟したカシスやブラックベリーのふくよかな果実の香りに、杉やシナモン甘草などの香りが心地よく調和する。香りのファーストインプレッションは太く濃厚、そして嗅ぐたびに自分を包み込んでゆく。目をつぶると、白檀香るどこか厳かな和の空間にいるかのよう。

口に含むと泡沫のようにすぐに溶け込む。溶け込んだかと思えば果実の風味が勢いよく広がってゆく。酸も生き生きと主張し、タンニンはシルキーに果実の風味を包み込む。フィニッシュは、強かさを感じさせる余韻を細くそして強く引き伸ばしてゆく。

パワフルであり、エレガントであり、そして厳かさを感じる一本。


#opusone #オーパスワン #カリフォルニアワイン #californiawines #oakville #ロバートモンダヴィ #robertmondavi #フィリップドロスチャイルド #philippederothschild #カレッタ汐留 #authority #ワイン #ワイン好き #ワイン勉強中 #ワイン好きな人と繋がりたい #ソムリエ #ワインエキスパート #ソムリエ試験 #ワインエキスパート試験 #おうち飲み
本日25歳の誕生日を迎えました!

これからもワインの勉強や美味しいワインの発信がんばっていきますのでどうぞよろしくお願いいたします😌
ブログの方も続けて参りますのでこちらも是非ご覧ください

写真は、本日訪れた都農ワインさんのキャンベルアーリーです
味はもちろんですが、なんといっても青空と自然の緑とキャンベルアーリーの真紅のコントラストが最高に映える🥰


#都農ワイン #都農ワイナリー #キャンベルアーリー #九州ワイン #誕生日ワイン #ワイン #ワイン好き #ワイン勉強中 #ワイン好きな人と繋がりたい #ソムリエ #ワインエキスパート #ソムリエ試験 #ワインエキスパート試験 #おうち飲み 
Chateau Favray Pouilly Fume 2018

フランス、ロワール、プイィ・フュメのソーヴィニヨン・ブランです。
Chateau Favrayは、リュット・レゾネと呼ばれる栽培方法を実践しているシャトーです。リュット・レゾネとは、環境に優しい合理的な栽培を目指す手法で、農薬を使う農法やビオディナミなどの理念主義の農法とも違う、科学に寄り添った新しいぶどう栽培の形態です。

青リンゴの瑞々しい果実の香りに、貝殻や濡れた石、岩塩などを感じさせる冷涼なミネラル感、ヴェルヴェーヌなどヒントが折り重なりる、フレッシュで活き活きした印象。

アタックは心地よく、口に含むときゅっと締め付ける凛とした酸を感じる。果実感は口の中でふわっと広がるが、酸味によりすぐ引き締められキレのよさを感じる。仄かな苦味や清々しいミネラル感が、ドライで深みのある余韻を作り上げる。

自然を感じさせるフレッシュで活き活きとした一本です。


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テイスティングのコツや、香りや味覚の取り方、テイスティングのよくある誤解などを解説しようと思っていますので、ぜひご覧ください😌


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ブログ更新しました🥰

外観、味わいまで終えたので、最後は

「香り」

について解説していきます😌


ワインのテイスティングコメントは直喩で表現されることが一般的です。これは、様々な物質を引き合いに出しワインの香りを組み立てるという意味です。
現代のワインテイスティング文化を見ていると、どうやらこの香りの組み立てかたには暗黙のルールがあるようです。

・ワインの香りはどのように表現したらよいのか
・ワインの香りを覚えるための勉強法は
・ワインからはなぜ色んなものの香りが感じられるのか

などを時間をかけて解説していきます😌

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一次試験通った方、おめでとうございます🎉
二次試験も頑張ってください、応援しています😌

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Villa Antinori Chianti Classico 2015  イタ Villa Antinori Chianti Classico 2015

イタリア、トスカーナ州のキャンティ・クラシコです。エノテカで購入🥰
アンティノリは14世紀から続くワイナリーであり、ティニャネロやソライアなどのワイン生み出し、サッシカイアと共にスーパータスカンの先駆者として知られています。
スーパータスカンで有名なアンティノリですが、彼らが拠点としているキャンティ・クラシコ地域からはもちろん上質なサンジョベーゼがとれます。

熟したカシスやブラックベリーの香りに、ナツメグやクローブのベーキングスパイス、ローズマリーやローリエのハーブ香、さらになめし革やローストビーフ、ドライトマトや黒オリーブなどの香りが複雑に折り重なる。

なめらかでスムーズな口当たり。しっかりした酸が口奥へ伸びてゆき果実感がそれの後を追うようにきれいに広がる。タンニンは堅牢で、全体的に力強さ、ポテンシャルを感じさせる。奥に残るしっかりとした苦味は全体を引き締め、ドライな余韻を作り上げる。

様々な味覚を楽しめる、ポテンシャルを感じる一本です。


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Paolo Scavino Langhe Nebbiolo 2017

イタリア、ピエモンテ州のネッビオーロです。ランゲは、バローロやバルバレスコなどの地域を内包する広いDOCです。バローロやバルバレスコなどは長期熟成タイプのワインが多いのに対し、コストパフォーマンスのよい若飲みタイプのネッビオーロの生産が盛んです。

ラズベリージャムや干しいちじくなどのドライな果実の香りに、錆鉄やローストビーフなどの渇いた香り、ターメリックなどのエキゾチックスパイス、そしてなめし革やきのこなどの香りが折り重なり複雑な印象。

パワフルで溌剌としたアタックから、ドライフルーツを思わせる果実感が爆発する。強かな酸味、収斂性のあるタンニンが全体をぎゅっと引き締めまとめあげ、芯のあるしっかりとしたストラクチャーを作り上げている。アルコール感、酸味、そしてタンニンが紡ぎ上げる長い余韻は印象的。

複雑でエレガントな一本です。


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これまではワインの味わいについて解説してきましたが、全項目一通り書き終わったので、次は

「ワインの外観」

について解説していきます😌


私たちはワインを常に「見て」います。ワインの外観はそのワインの健全さのみならず特性を分断に反映していますが、テイスティングの際に議論に上がることは少ないです。ワインの外観を正しく分析することは、ワインをテイスティングする上で欠かせません。

・外観はテイスティングにおいてどの程度重要なのか
・外観からワインの何がわかるのか
・外観はどのように表現すればよいのか

などを順々に解説していきます😌


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一次試験もぼちぼち始まりましたね。今年受験する皆さんがんばってください!応援しています!

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Patrice Rion Bourgogne Chardonnay 2017

ブルゴーニュのシャルドネです。エノテカで購入😌
パトリス・リオンは、ニュイ・サン・ジョルジュのなんと2000年に設立された新進気鋭のワイナリーです。
彼らの、クリアでフルーティーで複雑さを兼ね備えているワインは、つねに高い評価を受けており、設立から間もないながらもニュイ・サン・ジョルジュを代表する生産者のうちの一つです。

白桃や青いバナナ、パッションフルーツなどの果実のアロマに、ヨーグルトやバター、カスタードやマジパン、そして石灰やヨードなどの心地よいミネラル感が折り重なる、ニュアンスに富むリッチな香り。

溌剌としたアタックから豊かな果実感が口いっぱいに広がる。酸味はしっかりと存在感を示しながらも優しくまとまっており、厚くコクのあるリッチな果実感とうまく調和をとっている。仄かな塩味と苦味が全体を引き締め、複雑な余韻を形成している。

パフォーマンスがよすぎる一本です。


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Chateau Belle Bergere
Blaye Cotes de Bordeaux

ボルドーの赤ワインです。オールドビンテージ・ドットコムの頒布会のワインです🥰
ブライ・コート・ド・ボルドーは、ボルドーの北側の丘陵地帯のAOCです。ボルドーの中ではマイナーな産地ですが、長期熟成に耐えうるポテンシャルの高いワインが数多く生産されています。

ブルーベリーやカシスなどの果実の香りに、グローブやナツメグなどのベーキングスパイス、そして杉、腐葉土、インクなどの香りが折り重なる深淵な香り。時間とともに発展し、アイスコーヒーやティラミスのようニュアンスも楽しめる。

アルコールのボリューム感を感じるアタック。堅牢なタンニンに支えられ、熱さを伴いながら果実感が弾ける。高いアルコール感を力強いタンニンが支え全体のボリュームの調和をとっており、そのまま長い残暑の余韻を残す。

パワフルだが深みのある一本です。


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