フランス – ボルドー | ソムリエ1次試験問題集
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ボルドーの一次試験対策のポイント
この章の問題は2024年版教本準拠です。
ボルドーは、一次試験のフランスの中でも出題の厚い章です。問われやすいのは次の4つです。
- 左岸(メドック、グラーヴ)、右岸(サンテミリオン、ポムロール)、両河川の間(アントル・ドゥー・メール)の地区と AOC の位置関係
- 1855年のメドックの格付け(1級は5シャトー、2級は14シャトー、1973年のムートン・ロートシルトの1級昇格)と、グラーヴ・サンテミリオンの格付け
- ソーテルヌ、バルサックなどの甘口ワインの産地と貴腐
- セカンドワインと、アリエノール・ダキテーヌの結婚に始まる英国との歴史(クラレット)
格付けは、シャトー名と等級を丸暗記するより、村名 AOC(ポイヤック、マルゴーなど)とセットで覚えると選択肢を絞りやすくなります。この章は161問あります。下のサンプル10問は会員登録なしで解けます。
要点の整理には、ボルドーの教本まとめも使えます。
無料サンプル問題(10問)
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Q1. メドック地区の格付けにおいて、第二級(Deuxièmes Crus)に格付けされたシャトーの数はどれですか?
- 10軒
- 14軒
- 15軒
- 18軒
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正解:2. 14軒
1855年のメドックの格付けで第2級(Deuxièmes Crus)に格付けされたシャトーは14軒です。Château Léoville-Las Cases、Château Pichon-Longueville Baron、Château Montroseなどが含まれます。1855年の格付けは、パリ万国博覧会の際に、当時の取引価格をもとに定められました(第1級5軒、第2級14軒、第3級14軒、第4級10軒、第5級18軒)。
Q2. 1855年の格付けで、メドック地区以外から唯一第1級(Premiers Crus)に選ばれた、グラーヴ地区のシャトーはどれですか?
- Château Margaux
- Château Haut-Brion
- Château Mouton-Rothschild
- Château Lafite-Rothschild
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正解:2. Château Haut-Brion
1855年の格付けは、メドック地区の赤ワインを中心に第1級から第5級までを定めたものですが、グラーヴ地区のChâteau Haut-Brionだけは例外的に第1級に選ばれました。Haut-Brionは現在、1987年に制定されたA.O.C.ペサック・レオニャンに属し、1959年に確定したグラーヴの格付けにも入っています。Château Margaux、Château Lafite-Rothschild、Château Mouton-Rothschildはいずれもメドック地区の第1級です(Mouton-Rothschildは1973年に第2級から昇格)。
Q3. 第2級に含まれていないシャトーはどれですか?
- Château Rauzan-Ségla
- Château Pichon-Longueville Baron
- Château Palmer
- Château Léoville-Poyferré
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正解:3. Château Palmer
Château Palmerはマルゴー(カントナック村)の第3級です。Château Rauzan-Ségla(マルゴー)、Château Pichon-Longueville Baron(ポイヤック)、Château Léoville-Poyferré(サン・ジュリアン)はいずれも第2級です。
Q4. シャトー・ムートン・ロートシルトのセカンドワインの名前は?
- Pavillon Rouge
- Carruades de Lafite
- Les Forts de Latour
- Le Petit Mouton
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正解:4. Le Petit Mouton
Château Mouton-Rothschildのセカンドワインは「Le Petit Mouton de Mouton Rothschild」です。Carruades de LafiteはChâteau Lafite-Rothschild、Les Forts de LatourはChâteau Latour、Pavillon Rouge du Château MargauxはChâteau Margauxのセカンドワインです。
Q5. Château Ausoneは2012年の格付けでどのランクに格付けされていましたか?
- Premiers Grands Crus Classés A
- Premiers Grands Crus Classés B
- Grands Crus Classés
- Grand Cru
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正解:1. Premiers Grands Crus Classés A
Château Ausoneは、2012年のサンテミリオンの格付けで最上位の「Premiers Grands Crus Classés A(第一特別級A)」に格付けされていました。2012年の改訂では、AにAusoneとCheval Blancに加えてPavieとAngélusが昇格しています。なお、2022年に発表された格付けにはAusone、Cheval Blanc、Angélusは加わっておらず、Figeacが新たにAに入りました。「Premiers Grands Crus Classés B」はAに次ぐ等級、「Grands Crus Classés」はその下の特別級で、「Grand Cru」は格付けではなくA.O.C.サンテミリオン・グラン・クリュを指します。
Q6. ボルドーのMedoc地区が現在の形になるために、干拓を行った17世紀に技術提供をしたのはどの国の技術者ですか?
- イギリス
- オランダ
- フランス
- スペイン
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正解:2. オランダ
17世紀、オランダやハンザ同盟との交易でボルドーが再び栄えた時期に、オランダ人の優れた干拓技術によって、沼沢地だったメドック地区が干拓されました。オランダは、ボルドーの白ワインを蒸留用に輸入するなど、当時の重要な取引相手でした。
Q7. ボルドー地方の仔羊を使った料理で有名なのはどれですか?
- Magret de Canard
- Boeuf Bourguignon
- Agneau de Pauillac
- Coq au Vin
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正解:3. Agneau de Pauillac
Agneau de Pauillac(ポーイヤック産仔羊)は、ジロンド県内で母乳で育てられた生後80日までの仔羊で、2015年にI.G.P.に認定されています。Boeuf BourguignonとCoq au Vinはブルゴーニュの郷土料理、Magret de Canardは南西地方の鴨の胸肉の料理です。
Q8. サンテミリオンの主要ワイン品種は次のうちどれですか?
- Pinot Noir
- Grenache
- Chardonnay
- Merlot
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正解:4. Merlot
サンテミリオンは石灰岩や粘土質の土壌が多く、こうした土壌に向く早熟のMerlotが主要品種で、Cabernet Francがこれに次ぎます。Pinot NoirとChardonnayはブルゴーニュ、Grenacheはローヌ南部など南フランスの主要品種です。
Q9. ソーテルヌ&バルサックのワインはどのような特徴を持っていますか?
- 貴腐ブドウから作られた甘口ワイン
- 高酸度の赤ワイン
- 軽めの辛口ワイン
- 短期熟成用のワイン
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正解:1. 貴腐ブドウから作られた甘口ワイン
ソーテルヌとバルサックは、ガロンヌ川と支流のシロン川が合流するあたりで秋に発生する霧によって、貴腐菌(ボトリティス・シネレア)が付いたブドウから甘口の白ワインを造る地区です。主な品種はSémillonで、Sauvignon BlancとMuscadelleが補助的に使われます。
Q10. ソーテルヌの貴腐ワインが長期間熟成可能な理由として適切なものは?
- 低アルコール度数
- 高い糖度と酸度のバランス
- 収穫時期が早い
- 樽熟成の短さ
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正解:2. 高い糖度と酸度のバランス
ソーテルヌの貴腐ワインは糖度が非常に高く、それを支える酸もあるため、数十年単位の長期熟成に耐えます。貴腐ブドウは遅い時期に何度にも分けて手摘みされます。アルコール度数の低さ、早い収穫、短い樽熟成は、熟成能力の理由にはなりません。
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