ブルゴーニュ | ソムリエ試験教本まとめ
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※本記事は、ソムリエ教本(2024年版)の内容をもとに AI を用いて整理・作成したものです。誤りにお気づきの場合はお問い合わせフォームからお知らせください。
この記事の要点
- ブルゴーニュは原則として単一品種(赤はピノ・ノワール、白はシャルドネ)で造り、A.O.C.は地方名 → 村名(+1級畑)→ 特級畑の階層で、範囲が狭いほど格上。ボージョレを除く生産は白60%・赤とロゼ29%・クレマン11%。
- 歴史は修道院とブルゴーニュ公で覚える:630年(クロ・ド・ベーズ)、910年(クリュニー会)、1098年(シトー会)、1395年(フィリップ豪胆公のガメイ禁止令)、1443年(ボーヌの施療院)。
- 地区は北からシャブリ/コート・ド・ニュイ/コート・ド・ボーヌ/コート・シャロネーズ/マコネ、そしてボージョレ(10のクリュ、2011年にブルゴーニュ・ガメイが誕生)。
ブルゴーニュの基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生産量(ボージョレを除く、2015〜19年平均) | 約145万hL(白60%・赤とロゼ29%・クレマン・ド・ブルゴーニュ11%) |
| 栽培面積(ボージョレを除く) | 約3万ha。シャルドネが約51% |
| ボージョレ地区 | 約80万hL、約1.45万ha |
| 輸出 | 売上の約55%が輸出。日本は金額ベースで米国、英国に次ぐ第3位 |
| 品種の原則 | 赤はピノ・ノワール、白はシャルドネ(ほかにアリゴテ、ガメイなど) |
歴史の年号
| 年 | できごと |
|---|---|
| 630年 | ベーズ修道会が、ジュヴレ・シャンベルタン村に現在のシャンベルタン・クロ・ド・ベーズを拓く(記録が残る最古の著名な畑) |
| 910年 | ベネディクト会系のクリュニー修道会が創設 |
| 1098年 | クリュニー会から派生したシトー修道会が創設。修道院がブドウ畑を大きく発展させる |
| 1395年 | フィリップ豪胆公がガメイの植え付けを禁じ、ピノ・ノワールを奨励 |
| 1443年 | フィリップ善良公の大法官ニコラ・ロランが、ボーヌに施療院(オテル・デュー)を建設 |
| 18世紀 | コンティ公がポンパドゥール夫人との争奪に勝ち、のちのロマネ・コンティの畑を取得 |
| 1789年 | フランス革命で、修道院や貴族の畑が没収され、1791年に民間へ売却 |
A.O.C.の階層
- 地方名A.O.C.:ブルゴーニュ、ブルゴーニュ・アリゴテ、コトー・ブルギニョン(旧ブルゴーニュ・グラン・オルディネール)、クレマン・ド・ブルゴーニュなど。地理的名称を添えたもの(ブルゴーニュ・コート・ドール、ブルゴーニュ・コート・シャロネーズなど)もある
- 村名A.O.C.:村の名前で名乗る。1級畑(プルミエ・クリュ)に格付けされた区画のワインは、村名に区画名を添えられる
- 特級A.O.C.:特級畑(グラン・クリュ)はそれぞれが独立したA.O.C.で、村名を付けない。ただしシャブリだけは例外で、7つの特級畑が「シャブリ・グラン・クリュ」という1つのA.O.C.にまとまっている
地区ごとの要点
シャブリ
シャルドネの辛口白の産地です。7つの特級畑は、シャブリの町を見下ろすスラン川右岸の急斜面に集まっていて、ラベルは「Chablis Grand Cru+畑名」になります。プティ・シャブリはA.O.C.シャブリと同じ17か村が対象ですが、区画は別に定められています。
コート・ド・ニュイ
ディジョンの南からニュイ・サン・ジョルジュの先まで続く、赤の特級畑が集まる地区です。北端の村名A.O.C.マルサネ(3か村:シュノーヴ/クーシェ/マルサネ・ラ・コート)は、村名で唯一ロゼが認められています。
コート・ド・ボーヌ
赤も白も造られる地区で、白の名産地としてはムルソー/シャサーニュ/ピュリニィ(後の2村は「〜・モンラッシェ」)が有名です。コルトン(赤)とコルトン・シャルルマーニュ(白)の畑は約160haに広がります。南端はソーヌ・エ・ロワール県の3か村からなるマランジュです。
コート・シャロネーズ
北からブーズロン(アリゴテの白だけ。もとは地方名の「ブルゴーニュ・アリゴテ・ド・ブーズロン」で、1998年に村名A.O.C.に)→リュリー→メルキュレ→ジヴリ→モンタニー(白だけ。最も南。ビュクシーの協同組合が生産量の約75%)と並びます。
マコネ
コート・シャロネーズの南に広がる、シャルドネの白が中心の地区です。プイィ・フュイッセやサン・ヴェランなどの村名A.O.C.があります。
ボージョレ
ローヌ県北部を中心とする、ガメイの赤の産地です。北部は花崗岩、南部は石灰岩や泥灰岩、火山性の土壌もあり、地質が多様なことが評価され、2018年に世界ジオパーク(ユネスコ)となりました。
- 地方名A.O.C.はボージョレとボージョレ・ヴィラージュの2つ。新酒は「ヌーヴォー」「プリムール」と表示できる
- 村名A.O.C.は10のクリュ・デュ・ボージョレ(最南端はブルイイ、最も標高が高いのはシルーブル)
- ブルゴーニュ・ガメイ:2011年ヴィンテージから。10のクリュの地域のワインに認められ、ガメイを85%以上使う
試験前のチェックリスト
- 630・910・1098・1395・1443・1789年の出来事
- A.O.C.の階層と、シャブリ・グラン・クリュだけが「1つのA.O.C.+畑名」であること
- ブーズロン(アリゴテ・1998年)とモンタニー(白・最南)
- ボージョレの10のクリュと、ブルゴーニュ・ガメイ(2011年・ガメイ85%以上)
- 生産の内訳(白60%・赤とロゼ29%・クレマン11%)
記憶が新鮮なうちに、練習問題を解きましょう。覚えてアウトプットをしての繰り返しで記憶は定着してゆきます。